保育士のことに関して、感じたままに話していきます
先日、この動画を見ました。簡単に内容を言うと、東大卒の2人は10日間の勉強で保育士試験に合格できるのか、という検証です。筆記9分野と実技2分野(3分野から選択)を全て合格する必要があります。検証結果は動画を見ていただければと思います。
この動画で、保育士のことについて触れられています。子どものこと以外にも、知っておかないといけないことって多いんですよ。保育士のことをあまり知らない人たちに、保育士になるために必要な知識等が多いことを知ってもらえたらなと思います。
それらを踏まえてね、言いたい。保育士の待遇悪すぎます。
動画のコメント欄には、保育士さんすごいね、っという類のものがいくつかありました。それなら、それに見合う給料や待遇をして欲しいと思います。それを決める人たちに保育士の重要性が理解されていないから、改善されないのでしょう。そんな雰囲気があります。
待遇が良くないから、保育士として働かない人が多くいて、保育士の数が足りないとか言われるわけです。資格があるのに保育士として働かない人たちも、待遇が良くなったら働こうと考えているみたいです。
保育士を多く雇うにしても、保育士の配置基準の問題があります。子どもの人数に応じて必要な保育士の数が決まり、その分の資金が自治体から支給される仕組みらしいです。それ以上を雇うのは金銭面で厳しいのが現状だと思います。経営に関しては全く関わっていないので断言はできませんが、保育所の経営も難しい部分はあるようです。
一方、私のように体調悪化をして辞めていく人もいることは知っておいて欲しいとは思います。私の場合は職場の人間関係が上手くいかなかったために体調不良を起こし、2回休職しました。休職期間のまま、3月末で退職します。待遇が悪いことが原因で職場内での人間関係がギスギスしている部分はありました。それに馴染めなかった部分はあると思います。もう少し待遇が良かったら人間関係が悪くなることはなかったことでしょう。今後、私は保育士として復帰するつもりは微塵もないです。
保育士という仕事の重みが給料や待遇に合わないところがあります。それが原因で数年で辞めていく人がいる訳です。それ故に、保育士が定着しないという問題も起きるのです。
必要な保育士が足りないために、待機児童が出てきています。そして、保育所に子どもを預けられないから、仕事に就けない人が出てくるのです。働きたい人が働けないの状態になるのです。保育士の数が足りないからとは言いますが、その原因が何かを分析して解決しないといけないとは思います。その原因もね、複雑に絡んでいることでしょう。単純にこれをすればいい、というものはないと思います。
とりあえず、問題提起だけでもと思い、まとめました。最優先事項は配置基準で保育士1人当たりの子どもの人数をもっと少なくすること、だと考えています。偏った意見だと思いますけど、1つの意見として受け取っていただければと思います。