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スーツはきちんとしているのか | 印象と常識の狭間で
スーツについての考察です。
スーツが似合う男性は素敵です。
私服が「あちゃー」な人も、スーツが似合ってるといい男に見える。
就活でも、リクルートスーツを着ていますね。
あれは特にかっこ良いわけではないけれど。
「きちんとしなきゃ」というときに、先進国の人はスーツを着ます。
なかにはだらしない着方をしている人もいますが、スーツさえ着ていればオッケーな風潮。
「いや、スーツでなく、ビジネスカジュアルで良いではないか」ということで、何ヶ月も会議をしていたりするから、きっと大問題なのでしょう。
日本人の正装は着物なので、外国の文化を取り入れちゃったのですね。歴史的に見たら、日本人のスーツなんてここ最近のものなのに、ずいぶんと西洋化に馴染んでしまったのですね。
スーツの文化的背景を含めた歴史を学べば見えてくるものがありそうですが、今の日本人はそんなことを考えてスーツを着ているわけではなさそうです。
ほとんどの人は、お洒落として着ているか、後ろ指を刺されないために着ているのではないでしょうか。
私も、スーツの歴史を知っているわけではないし、そういう紐解き方をしたいわけではないので、ここでは「きちんと感のイメージ」について考察したいと思います。
確かにスーツはきちんとして見えます。襟があるときちんと感が出るので、シャツだけの人もいますし、夏はポロシャツでも良いのではと考える人もいます。
はたまたジャケットを羽織っておけば良いとの考え方から、Tシャツにジャケットという着方もありますよね。ボトムスはデニムだったりもする。
ということは、シャツとジャケットにきちんと感のイメージがありそうです。
多くの女性はネックレスをしたりして華やかさを出すので、首周りをあしらえばそのイメージにつながるのでしょうか。つけ襟なんかも流行りました。首周りが立体的だと良いのでしょうか。
ジャケットの場合、ラペル(襟)があるものがスタンダードかと思いますが、ラペルなしのジャケットでも、ジャケットとして成立します。きちんと感には欠けるけど、「ジャケット着てます」という顔はできます。ジャケットには、シャツとは別の意味がありそうです。
羽織りものとしてカーディガンもありますが、やはりカジュアルダウンするイメージです。素材がふにゃっとしているからでしょうか。
ふにゃっとしている「きちんとスーツ」はなさそうです。このことから、ジャケットは張りのある素材であることに意味がありそうです。
なるほど、ジャケットには張りがあり、シャツは首周りが立体的なのできちんと見えるのかもしれません。なぜそう見えるのかはわかりませんが、これは心理学的な分野でしょうか。そういうことにしましょう。結論が出ました。
スーツは嫌だけどきちんしないといけない人は、Tシャツにつけ襟をして、張りのあるカーディガンを着てみては。。
どうなりますでしょうか。
試された方は、ご報告ください。笑
【編集後記】
シャツはズボンの中にインするほうが、きちんと感につながりますが、なぜでしょう。
ジャケットはインしませんよね。カーディガンも。
インのパワーについて、思いついたことがあれば、また書きます。