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出産は楽しい | 産後の母乳事情

楽しい妊婦生活と出産を終えた梅子を待ち受けるものとは…?!

妊婦の時期と出産のときの記事は、こちらから。

赤ちゃんが無事に産まれたら、母乳をあげることになります。赤ちゃんって、胎盤に繋がっていたから生まれて数日は、母乳をあげなくても平気なんですって。

生まれて3日くらいしてから母乳をあげるのですが、飲むほうもあげるほうも慣れていないのでうまくいきません。吸いついても飲めていないことがあります。

飲めているかは体重でわかるんですよね。飲む前に赤ちゃんの体重を測り、飲んだあとにも測る。この体重差でどのくらい飲んだかを調べます。すごい精密ですよね。

我が子は飲めていなさすぎて、糖が入った液体を哺乳瓶で飲ませて弾み(?!)をつけたりしました。飲めるようになってきてからは、完全母乳。よく飲みました。

赤ちゃんは満腹中枢がうまく機能していないので、飲めるだけ飲みます。飲み過ぎて吐き戻したりすると、戻した分も含めてまた飲むんですね。

つまり、飲まれるほうは必要以上に母乳を与えることになります。吸血鬼に血を吸われるのはこんな感じかと理解できるほどに、貧血になります。母乳は血液でできていますからね。

一般的な貧血は、血液のなかのヘモグロビンなどの成分が薄いことを言いますが、母乳を与えすぎたときの貧血は、まさに「血が貧」。

私は成長期の高校生のように食べても食べてもお腹が空き、どんどん痩せていくという状態でした。

赤ちゃんがしっかりと母乳を飲めるようになると、ちゅーと吸われたら、私の頭の血液がさーっと引くのがわかるくらいです。急激な貧血で気持ち悪くなったりもしますね。

私は遺伝的にも母乳がよく出たので、ものすごくたくさん飲まれても、いくらでも出るのでした。粉ミルクは一度も使いませんでした。母乳は免疫力を高めるので、完全母乳で育てられて良かったなと思います。

息子が生後6ヶ月のときに、私はノロウイルスにかかったのですが、息子には移りませんでした。赤ちゃん強し。

個人的には自然分娩と完全母乳でいけたのですが、そうではないおうちもありますね。赤ちゃん的にはどちらでも良いそうなので、自然分娩や完全母乳でなかった方は気にしなくて良いと思います。この知識は、胎内記憶を研究している池川彰さんが仰っていました。

続く。

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