私がユニコな理由・タトゥーについて語る#3〜発想の転換〜
列車脱線事故で気持ちが動き、漠然とした自殺願望から少しずつ解放されていきました。
それから考えだしたことは、
『これが自分だと言える、何かシンボルマークのようなものが欲しい』
ということです。
その時の私は何もかもがうまくいかなくて、完全に自信を失っていました。
何かこれが自分だというものがあれば…。
そこで『タトゥーってどうなんだろう?』と思い始めます。
それまではタトゥーを入れている人を見て『うわー、そんな一生消えないものを身体に刻んで…』と思っていたのが、急に
『そうか!一生消えないからいいんだ』
と考えが変わりました。
人間、時には気持ちや考え方が変わるものなのです。
それからの私はタトゥーの歴史について書かれた本や写真集など、タトゥーに関するいろいろな本を読み始めました。