続・猫、それぞれの性格
ハルの性格。
ハルは保護猫でした。
兄弟と共に、ダンボールに入って捨てられていたそうです。
保護猫団体の人に救助され、預りボランティアの人に育てられ、
病院の先生、看護師さんにお世話になり。
たくさんの優しい手に守られて、ハルは我が家にやってきました。
そのせいか、ハルは全く人見知りをしない、怖いもの知らずの性格です。
そして、やんちゃで甘えん坊です。
最初の頃(生後6ヶ月位)は、隙あらば!という感じで私や夫の膝に跳び乗ってきました。
そして、よっこらしょっと体制を整えて
くりんとした瞳でこちらを見上げてくるのです。
グリーンがかった透明な瞳は吸い込まれそうに綺麗でした。
その真摯な眼差しで、
ハルが気持ちを伝えてくれているように感じました。
「大好きだよ」
「このうちの子になれてうれしい!」
と。
この仕草には、私も夫も即ノックアウト。
メロメロにされたものです。
甘えん坊である事ともう一つ。ハルの特徴は、ものすごく食いしん坊であることです。
食い意地が張ってることこの上なく、呆れてしまうほどです。
まずフードは残すということを知りません。
うあぁ!うあぁ!という歓喜の声と共に、怒涛の勢いでフード皿にかぶりつき、完食するのが常です。
私達の食べ物にも興味しんしん。
一度も人間の食事は与えたことはないのですが…
美味しいものに違いない!!とハルが思い込んでいるのが伝わってきます。
おかげで、我が家の食卓はいつも猫に狙われています。
テーブルにかじりついて、鼻をぴくぴくさせている様子はまるでウサギです。
油断すると、猫パンチがとんできて、オカズにパクっとかじりつきそうになります。非常にスリリングです。
ビニール包装されたパンも危険です。
夫はカバンに隠していた大好きなコンビニの菓子パンを、どういう訳かハルに探し当てられて、
床に落とされぐちゃぐちゃにされるという惨事に2度も見舞われました。
しかし、猫に人間の食べ物を与えるのは危険なので私達も必死で阻止します。
可哀想にも思いますが、心を鬼にして。
そんな私達の心も知らず、食べるのを邪魔されたハルは「なぁ~う!!」と恨めしそうに鳴くのです。
そんなハルとの生活も5ヶ月がたち、少しずつですが大人の猫になってきたのを感じるこの頃です。
これから成長するにつれて、性格も変わっていくのか?
どんな成猫に育っていくのか。
食欲大魔神のままなのか??
楽しみでしょうがありません。
これからも日々の一瞬一瞬を大切に、見守っていきたいと思います。
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