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サウナの小窓から世代間の分断を煽る
最初に言っておきますが今回は世代間の分断を盛大に煽ります。いやはや、ここまで言って委員会、いいんだよ!誰も言わないから私が言う、世にいるオバサンは肝に命じて欲しい!と共に自分への戒めとして受け止めたい。
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タイトルに語弊がありますが、基本的にサウナに小窓はありませんw
先日、都内の天然温泉に行った時に感じたこと。
常連のオバチャン達がうるせーな
サウナのみならず露天風呂や水風呂を占領して喋ってます。しかもデッカイ声で。蒲田の記事でも書きましたが、今の公衆浴場は基本「黙浴」を推奨してるんです。会話以外の音をお楽しみ下さい、なんですよ。
私は批判や差別は極力したくない人間なんですけど、普段から「人間観察」を趣味としているので見えちゃうんです。
デッカイ声で喋っているのは70代前後のご夫人達です。今サウナが流行っているので若い方が友達同士で訪れているのもチラホラいますが、皆さん小鳥の囀りかのように小声で喋っております。
旦那の愚痴、嫁の愚痴、孫の自慢、近所の人の悪口、をデッカイ声で喋っているのは60代~70代のシニア世代のオバサマばかりなんです。
考えてみると、この年代にとっての公衆浴場ってかつては「社交の場」だったのかもしれません。
「社交の場」だから、挨拶したりおしゃべりしたりするのは当たり前の事だったのかもしれません。
思えば私がまだうら若き乙女だった時に通っていたジムでも、今の私の年位のオバチャン達(40代)は、サウナでペチャクチャとしゃべるのは当たり前でした。
旦那の愚痴、姑の愚痴、子どもの自慢、近所の人の悪口、それらを一目もはばからず大きな声でしゃべっているのは普通の光景でした。
あれから20年以上経ったけど、未だにその感覚が変わらないのは、
「浴場」=「社交の場」
と認識しているのでおしゃべりに興じてしまうのだと思います。
だけどね、申し訳ないけどオバサマ方、今はもう公衆浴場は社交の場ではなくて、
ととのう場
なんですよ。
日頃の仕事のストレスや人間関係に疲れた人達が、真っ裸で汗をかいて、スマホからも何からも解放されて、一人になって無になってすっきりしゃっきりととのいたい場なんですよ。
実際、浴場側も今はどこも「黙浴」を推奨しているのだから、そのような人達を求めているのです。
至る所に「黙浴」の張り紙がしてあるのは、かつてのコロナ対策のそれを取り忘れている訳ではなく、あえて貼っているのです。
浴場は「社交の場」ではなくて「ととのう場」に変わったのです。
時代はもう変わったのです。
お願いですからそれを受け入れて、浴場では静かにしてくれませんか?
私だって、本当は世代間の分断なんて煽りたくない。
全ての浴場が、全ての年代に愛されて欲しいと願っている。
それには、若い世代がシニア世代を我慢してスルーすることではなく、私たち中年世代が声に出して物申すことだと思っている。たとえ一蹴されようと、私は歯向かっていきたい。
浴場では会話以外の音をお楽しみください