【相場まとめ】2024/9/4(1分以内で読めます)
まとめ : 1分以内で読めるように相場まとめを書いてます。
主要ニュース : 重要だと思ったニュース記事リンクたち
今日の予定 : 経済指標・決算発表や中銀関係者発言機会
まとめ
総括
レーバーデー明けの市場は弱い米経済指標がリスクオフ的な動きを助長する形で株下げ、債券買い(金利低下)、ドル買い。
株式市場はNVIDIAなどテック・半導体が大幅下落。債券市場では株の下げと経済指標が予想比弱かった事で米景気減速への警戒感が増した様子。
為替では米金利が低下する中でもドルが強い。ただ、伝統的な逃避通貨の円・CHF(スイスフラン)だけは対ドルでも強く、教科書的なリスクオフの動き。
特に円に関しては日銀植田総裁が継続利上げスタンスを再表明したため、主要通貨に対して独歩高の様相となった。
昨日発表されたISM製造業指数は市場予想を下回り、5か月連続の活動縮小となった。
個別項目では雇用指数が回復。労働指標に市場が着目していることもあってこれはポジティブ材料だったが、物価指数が予想外に上昇している事は今後の不安材料だ。
昨日は米景気停滞に関する不安が煽られた一日だったため、今週発表の他米経済指標への反応も大きくならざるを得ないだろう。
金利
米金利はブルフラット。建築支出、製造業ISMの数字が予想外に弱かったことに加えて、米株が大きく下落するリスクオフ相場環境の中で債券市場は買い(金利は低下)が優勢。
米株
レーバーデー休日明けの米主要三指数はNASDAQを筆頭に大幅下落でスタート。NVIDIAを筆頭にテック・半導体銘柄の下落が目立った一日。
その他個別株ではアナリスト判断が引き下げられたボーイングが大幅下落している。
9月は下落の月という株式市場のアノマリーがあるが、その名にたがわぬ初日になった。
為替
為替は主要通貨の大部分に対してドル買いが進んだ一日。ただ、株式市場の大幅下落も相俟って、逃避通貨の円・CHF(スイスフラン)は対ドルで強含み。
特に日銀植田総裁が利上げ継続を明確にした事も相俟って、円は主要通貨で最も強い通貨となった。当然ながらクロス円は総じて大きく下落している。
反対にハイベータ通貨の豪ドルやNZドルが主要通貨で最も弱かった。
その他
米主要株が大きく下げるリスクオフ環境の中で原油やビットコインは大きく下落。
特に前者に関しては価格のサポート材料だったリビアでの原油生産を巡る混乱に収束が近いとの見方がネガティブに働いたようだ。
金も下落したが、終わってみれば小幅な下落となった。
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9/4(水)
<経済指標・イベント>
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<決算>
ダラーツリー
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