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医療スタートアップ勉強会(2023/5/26 Fri.)イベントレポート
こんにちは。
北海道大学医学部起業部 副代表 伊達勝生です。
今回は2023年5月26日に北医起業部にて開催した『スタートアップ勉強会』のレポートです。
ゲスト紹介
今回の勉強会は、株式会社アカデミック・ギャングスタ―代表取締役、NEDO事業カタライザー、中小企業事業基盤機構メンター、SMBCコンサルティング社外顧問など数々の肩書きを持たれる中川卓也さんをゲスト講師としてお招きしました。
中川さんは経済産業省「J-startup」(官民によるスタートアップ支援プログラム)のサポーターや東京工業大学の非常勤講師をされており、
大学発スタートアップ育成のためのエコシステム醸成にも力を入れられています。
当日の様子
1. 場所・参加学生
会場は札幌大通 北海道新聞社の2階にあるSapporo Incubasion Hub DRIVEという起業家が集まるコワーキングスペースの1室を使わせていただきました。
(いつもありがとうございます!)
![](https://assets.st-note.com/img/1704285148204-bAOSC0t8FM.png?width=1200)
参加学生は、北大医学部生だけでなく、北大工学部生や北大獣医学生、さらには札幌医科大の学生も参加しました。
2. 勉強会内容
![](https://assets.st-note.com/img/1691476300093-8trH3aMAt9.jpg?width=1200)
本日のテーマは『スタートアップに必要なリベラルアーツ』(金融資本戦略)です。
2.1 スタートアップとは?
「スタートアップ」を説明する際には対比として「スモールビジネス」が用いられることが多いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704286296138-SetgnkMPX1.png?width=1200)
「スモールビジネス」
左側のタイプです。例えるなら、ラーメン屋さん。
店舗を構えるための初期投資(土地代、リノベ代、人件費)をした後に
店をオープンすれば、その日から収入が入ってきます。
その後お客さんが増え続ければ、右肩上がりに売上は上がっていきます。
● 収入: すぐに収入が入ってくる。伸びは直線型
● 対象ユーザー:限られている
「スタートアップ」
上図の右側。成長曲線「Jカーブ」がみられる特徴があります。。
例えるならInstagram。最初はほとんどお金が入ってきませんが、爆発的にユーザーが増えた後は大きな収入が見込めます。
また対象ユーザーは地球全体に渡ります。現時点でInstagramの月間ユーザーは14億7,800万人と言われています。
● 収入: 最初は入ってこない。伸びは指数関数型
● 対象ユーザー:爆発的に増える(千万人〜何十億人)
日本のスタートアップとして有名なものは、メルカリ、SmartHR、Spiberなどがあります。
2.2 スタートアップの成長段階
スタートアップには成長段階として、シード期、シリーズA、シリーズB、シリーズC… など上場をゴールとした各フェーズが存在します。
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中川さんからは、スタートアップを始める際、各フェーズ(seed, series A, series B, series C, etc)で起こりうるが起業家が超えなければならない障壁(起業家の成長、VCとの金銭的リスク、著作権などの法律、そして組織内の問題)などについて包括的に学びました。
中川さんはこれらスタートアップの包括的な内容を「リベラルアーツ(教養)」とお呼びになっていました。
中川さんの講演の中で私が一番印象に残っているのは、これらスタートアップのリベラルアーツ(教養)は「自分はわかりませんと言って法律家やVCなど外部の人間に全て任せるのではなく、医療スタートアップを創る医師にも求められる内容だ。それも初期段階に。」と仰っていたことでした。
スピード感と情熱を持って創業スタートすることも大切ですが、スタートアップに関する最低限のリベラルアーツ(教養)を持って挑むことで、起こりうるリスクを回避できることを学びました。
懇親会の様子
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勉強会の後、受講生と中川さんで懇親会を行いました。北海道の味覚の話からスタートアップのディープな話まで話題は尽きず、とても楽しい時間を過ごすことができました。やっぱり飲み会っていいですよね。
終わりに
イベントレポートを読んでいただきありがとうございました。
北医起業部は今回の「医療スタートアップ勉強会」をはじめ、
「ビジネスという切り口で医療を学ぶことを目的」に毎週月曜日
様々なテーマで勉強会をしています。
● 医療系スタートアップ
● 国境なき医師団(MSF)
● WHO
● 宇宙医学
● 病院経営
● 開発途上国への医療支援
最後になりますが、ゲスト講師として参加していただいた中川さん、そしてDRIVEを借していただいたスタッフの方、改めてお礼を申し上げます。
(参考資料)追加で学習したい方はこちらも。
https://shokosoken.or.jp/shokokinyuu/2023/05/202305_2.pdf