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自民党の改憲草案の怪しさvol.1 天皇制について

自民党の改憲草案をよ~く見てみると、「えぇ!?こんなこと書いてあるの?」「ろくでもない改憲草案だな」と思うことがたくさんあったので、いくつかに区切りながらご紹介します。(ちなみに私個人の意見では、憲法改正に必ずしも反対ではない、という立場です。現行の憲法の骨格はそのまま残し、時代や状況に応じて変えるべきところは変える、修正的改憲と私は呼んでいます。)

さて、前置きが長くなりましたが、今日は「天皇制」についてです。まずは自民党の改憲草案をご覧下さい。

第3条の2をご覧下さい。「日本国見は、国旗及び国歌を尊重しなければならない。」と書かれています。まるで、昔の軍国主義的なきまりですね。確かに、現実、国歌は君が代と法律で定められておりますが、尊重しなければならないなどと言った、強制力はありません。尊重するもしないも、国民の自由です。これでは、思想・良心の自由を侵害してしまいます。国歌や国旗の尊重に強制力が備われば、教育内容も大きく変わってしまうでしょう。たかだか国歌や国旗ぐらい…と思ってしまっては相手の思う壺。社会や教育の内容が変わってしまい、個人の自由を奪いかねない内容に私は反対です!皆さんはどうですか?

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