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ディスクが時代?

CDが売れない時代になって久しい。
人々が音楽を聴く手段は物理的な媒体からダウンロードを経て、今はストリーミングが主流となった。

音楽に限ったことではないが、自分で所有するという概念は古くなってきているのかもしれない。

CD、DVDその他もろもろのメディアは無用の長物となりつつある…

いや、本当にそうだろうか。
私たちが愛する音楽、映画、アニメは永久的にネットからストリーミングできるだろうか。
当たり前だと思っているストリーミングサービスは永久的に続くだろうか。

少々大袈裟に言いすぎたかもしれないが、実際に版権の関係で配信が止まるという事態は、起こりかねない。
また、ストリーミングサービスが本当にこれからも続くかもわからない。

私事だが、先日Apple musicの音源がダウンロードできない事態が発生した。私はSonyのXperiaでApple musicを利用しているのだが、急にダウンロードができなくなったのである。原因はダウンロード先に指定していたSDカードの接触不良であったため、すぐ解決した。しかし、頭のなかでポータブルプレイヤーで音楽が楽しめなくなるのではないかという不安がよぎった。

音楽を楽しむための最適な手段は何かと自分なりに考えた結果、私の最適解はCDのリッピング音源となった。つまり、パソコンにCD音源を取り込んでそれをデジタルオーディオプレイヤーに転送するという方法だ。今となってはクラシカルな手法だが、これにはメリットも多い。

リッピング音源の良いところは、まず安心感だ。
エラーなくリッピングができれば、外出先で音源が読み込めないみたいなトラブルは回避することができる。そしてデータさえ残っていれば外的要因で音源が聞けなくなるということもない。

まだメリットはある。
それは、ずばり音質だ。CDをリッピングする際には形式とビットレートを選択することができる。AACの320kbpsが個人的に一番汎用性があって高音質だと思う。最近はFLACの987kbpsでリッピングすることもある。FLACでリッピングすると本当にCDと遜色ない音質となる気がする。

最近ではApple musicではハイレゾロスレス、Amazon musicではHD音源(いわゆるハイレゾ音源)をストリーミングサービスとして提供しているため、ストリーミングでも高音質を楽しめるようになった。
しかし、まだ手軽さに欠けるように思われる。高価なイヤホンとかDACが必要になるし…

そんなわけで、まだCDとデジタルオーディオプレイヤーには魅力的な点が多くあるのだ。Sonyさん、廉価なプレイヤー残してね…


↑安くていいけど、液晶がプアーなんだよなあ。

↑小学生のころから愛用している。ちょうどいいサイズ感でボタンもわかりやすい。

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