長女と次女の旦那様が仲悪くなったきっかけ
非常識な長女の受験失敗に巻き込まれた２人の妹
私のかつての家族は、崩壊していた。
元々、毒両親どちらも常識もなく世間とまじわれない性格だったので、最初から破綻していたが…それでもまだ父親は開業医として働いていたのでマシではあった。
長女の高校受験失敗を機に、父親は毎夜暴れ、仕事をしなくなった。
両親に猫かわいがりされて育てられた長女もまた、常識がなく、自分はすごい人物なのだと勘違いした性格で、長女には私と次女の人生を踏み潰された。
私も次女も「(両親も悪いが)長女せい」と考えていた。(私は今現在も「長女のせい」と思っているが、次女がどう思っているかはわからない)
私と次女はつらい学生生活を送っていたが、互いに慰め合っていて、心の中で長女を恨んでいた。長女本人を責めたことはなかった。
しかし、私と次女が社会人になった後にも、長女の素行のせいで人生を邪魔され続けた。
堪忍袋の緒が切れた私は長女に胸の内を伝えた。私はブチキレ。限界だった。
長女にしてみたら、「かぼちゃちゃんは私を責めている」とずっと思っていたらしく、加害者意識など皆無だった。
次女も滅多なことでは長女と連絡をとらなくなり、「長女のせいで人生狂わされた」と長女を非難していた。
長女と話すことなど何もなかった。
長女と関わると、長女の非常識さに頭にくることがしばしばあった。
ターゲットをかえた次女
とはいえ、次女は次女で私に陰湿なイジメをしていた。当時の私はそのことに気づかなかった。
長女のせいで、次女もつらい思いをしているのは知っていたので、次女をかばう気持ちでいた。私はいじめられていたのに。
４年以上前に、次女の私へのひどい対応を機に、私は次女と絶縁した。私の幸せのためには縁を切るのは英断だった。
昨年あたりに、私達家族を知り尽くしている親戚的なお姉さん・マツモトさん(仮名)と電話をした時に知った事実がある。
次女にとって、“かぼちゃ(私)”は八つ当たりできる存在であり、私を失った後、その存在を埋めるために長女に近づき仲良くなったそうだ。
私は呆れた。
「あれだけ長女を恨んでいた次女なのに、八つ当たりする人がいなくなったらターゲットをかえたんだな」と思った。
イジメをする人物は、環境をかえようが結局はイジメをし続けるんだろうなと思った。
かなり距離の近い関係になったそうだ。
次女の旦那様は、私の友達の大学の先輩
昨年あたり、マツモトさんに聞いた話である。
長女と、次女の旦那様は仲が悪いらしい。
次女の旦那様はとても優しい人である。
私は会ったことはないのだが、私はその旦那様のことを知っている。
なぜなら、私のお友達の大学の先輩なのである。私が、お友達にお願いして、次女と旦那様を紹介した。次女に紹介する前から、お友達は「先輩とご飯行った」「先輩は英語が堪能で優しい」「でもかっこよくないから、論外(笑)」など言っていた(笑)
旦那様は本当に親切な人だと私はよく聞かされていた。
そんな優しい旦那様が、長女と仲が悪い？
義理の姉弟なのに、仲悪くなることある？
しかも、そうそう会う機会などないのに。
新婚次女夫婦のアパートに泊まる長女
我が家を知り尽くしたマツモトさんに聞いた話である。
次女の新婚時、長女が次女のアパートに２～３日間泊まりに行ったそうだ。
次女の旦那様が「お姉さん(長女)泊まっていいよ」と言ってくれたそう。決して広いとは言えない狭いアパート。
優しい旦那様。
とはいえ、新婚で狭いアパートに…泊まる？
マツモトさんはそれを聞いて、「長女ちゃん、近くのホテル泊まればいいのに。狭いアパートだし、数日も新婚さんの家に泊まるのは…お互いに気を遣わない？(汗)」と思っていたらしい。
私の母親は、長女大好きな長女贔屓のため、「次女夫婦のアパートに泊まればいい。長女ちゃんのホテル代が浮くから♪」と能天気に言ったそうだ。
長女も長女で気を遣えない人なので、次女夫婦の狭いアパートに数日泊まりに行ったそうだ。
長女と次女は決して気が合うわけではない。
喧嘩の発端～人様の家で怒る長女～
次女と長女がお出かけをして、アパートに戻った時に次女が「お土産のお菓子買ってきたよ」と旦那様に言ったそう。
次女「お土産のお菓子買ってきたよ」
旦那「いらない」(どんな口調をしたかは不明)
長女「妹(次女)に対して何その言い方！(怒)」
旦那「え？だって好きじゃないもん」
長女「義姉の私に向かって、何その言い方！(怒)」
と、喧嘩になったそう…。
その後、おそらく長女は次女夫婦アパートには泊まり続けたそうで…。
旦那様はそれまで「お義母さんにご挨拶行こう」と大型連休には次女の実家に帰ってくれていたそうだ。
しかし、長女との喧嘩をきっかけに、旦那様は「お義姉さん(長女)がいるなら行かない」と言うようになったそうで。
それを聞いた我が母親。
なんと！
「長女ちゃんは、我が家の長女だ！旦那様はなんてことを言ってくれてるんだ！」と激怒したそうで…。
私はそれを聞いて母親にも呆れた。
やはり、母親はおかしい。
人様の家に泊まらせていただいて、夫婦の会話に勝手に激怒して、我が物顔の長女。
旦那様が気を悪くするのは仕方ないと思う。
【長女の余談】
長女が私の一人暮しのアパートに泊まらせた時、仕事終わりの私が帰宅すると、長女は全ての電気をつけたままドライヤーをかけていた。おトイレ、玄関、お風呂、リビング、ドライヤーをしていた。
長女はリビングでドライヤーをしていたので、リビングの電気は良い。
けれど、お風呂・おトイレ・玄関も全ての電気をつけたまま。妹とはいえ、人の家。
一体いつから電気をつけっぱなし…？
私は怒って注意した。
長女は「今消そうと思った」と言い訳。
優雅にドライヤーしてた途中で、“今消そうとした？”とは？
もう２度と泊めないと思った。
長女は３５歳くらいだったと思う。呆れる。