諸悪の根元は亡き毒祖父なのだが、伯母にあたってしまうクタクタな妊婦

昨年の年始による能登半島地震の、公費解体。
ふってわいたように、昨年11月から現在まで、私が段取りをしている。
亡くなった祖父名義の空き家のため、相続人5人の同意書が必要であり、他にも手続きが面倒な手順を踏む、その上、母屋だけでなく、土蔵・茶室・物置まであるので、かなり厄介。
この3ヶ月以上、私は休む間もなく、寝る時間も惜しみ、市役所・業者とやり取り、市役所・法務局へ行ったり来たり。
時短とはいえ仕事もして、上の子どものお世話、必要最低限の家事、妊娠後期…。
産婦人科の先生には「早産の可能性があるから、なるべく安静にして。寝てて」と言われ続けたが、解体のためには寝てる暇などなかった。
貧血のお薬を飲んでるからなのか、しょっちゅうお腹が痛くなる。
胎動は感じるし、出血はないので、大丈夫だと信じて動き続けている。

相続人である伯母は片道3時間かけて、能登半島の市役所へ何度も赴いてくれて助かる。
けれど、肝心な時に必要なことはしない。きっと老化現象だ。80歳前のおばあちゃんに、私は求めすぎているのだ。
けれど、伯母のしていることは時々足を引っ張る。
同じ相続人である毒母&毒姉2人は一切何もしていないので、この3人の方が罪は重い。
伯母なりに頑張ってくれている。

と、頭でわかりつつも、伯母が私にわざわざ「かぼちゃちゃんのお母さんは体調悪いそうです」と電話してきたことは精神的にこたえた。
私と母が音信不通の絶縁であることは、伯母はわかっているのに、なんの悪意もなく、わざわざ電話してきた。
かなり…響いている。悪い意味で。

伯母には何度か「体調は良くない」と伝えてあった。
昨日伯母からLINEがあり、「体調はどうですか?上の子がいるから大変でしょう」ときた。

私は昨年何度か、朝6時半~7時にくらいに伯母の家に行き、解体の段取りの話をしていた。
朝の時間帯しか、時間を作れないからだ。
なので、起床時間は5時台。伯母の家まで車で20~30分かかる。
そのまま職場へ。妊婦が。
別に“妊婦様”と言いたいわけではないが、妊婦がこんな生活をしていて、疲労がたまらないわけなくない?
伯母にしても、夫にしても、疲労が蓄積していて、そう簡単に治ると思う?と、思っている。

伯母を追い詰めるかもしれない…と思ったけれど、正直に胸の内を伝える返信をした。
それが下記である。

「亡くなったおじいちゃんのせいですので、こんなこと言ってごめんなさい。
解体を知った11月から、この3ヶ月強ずっと休む間もなく寝る間も惜しんで、おじいちゃんの空き家の解体に取り組んでいました。
疲労とムリがたたって、昨年から産婦人科の先生には「安静にして。早産の可能性あるから。入院してもらうよ」と何度も警告されました。それでも、今回の厄介な空き家なので、ムリをしないといけませんでした。
ついには“早産と流産を止めるお薬”をもらいました。
解体に向けてまだまだやることはあるので、産休なのに休めてません。心身ともにずっとクタクタへとへとです。
おじいちゃんのせいで、精神的な疲労と思い悩むことばかり。
おじいちゃん残した空き家の自腹解体の費用は高額になるので、その費用も悩みの種です。
こんな調子のまま、あと10日後に出産なので、産後うつになりそうです。」
と。
本当に私は限界にきている。
というか、3~4度ほど限界を迎えたし、今思えば鬱になった。
けれど、私は母親。正気を取り戻した。
かなり追い込まれたけれど。

でも…まだまだやることはあるので、クタクタのまま出産だろう。
絶対産後うつになるよ、これ。

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