認知の歪み?単なる思い込み?都合よく解釈する人々

私の母親の自己評価


私の母親は毒親で、私に対して
「自殺します」や「あんたは偉そう!」など言ってくる。
私が物心ついた時には、しょっちゅう八つ当たりをされていた。

そんな母親の、自分自信の認識(自己評価)は
「私は、お嬢様育ちの上品で女の子らしい子♪庶民とは育ちが違うのよ。そして、私は仁義を通す女♪」というものだった。


私の姉(次女)の自己評価

あんな変な母親に、なぜか腫れ物のにさわるように育てられた次女は、私が物心つく前から赤ちゃんである私に「ぶす!」と言い、物心ついてからずーっと私に「でぶ、ぶす、汚ない」など罵り、蹴る殴るなどのイジメをし続けた。
大人になっても、私の扱いはひどいものだった。今現在も私をスルーしている。

そんな姉の自己評価は
「私は、“魔女の宅急便(ジブリ)”のキキのように不器用。傷つきやすい繊細で無口なの…」というものだった。


DV男子の自己評価

少しの期間付き合った男子。
見た目も優しく性格もほんわかしていて、すこぶる周りから「彼はいい子だね」と評判の良い男性だった。
そんなほのぼの穏やかなところが好きになり、お付き合い。
ひょんなことから、暴力をふるわれた。
前の彼女も顎を殴り、病院行きにしたらしい。
私も顔、頭、お腹、足と殴られた。
壁に頭を打ち付けられたり、ビンタ、大きいマジックペンの先を、太ももにふりかざられた、両太ももに激痛が走り、青くなった。
暴力をやめてほしいと懇願しても、
「繊細な俺の心の傷の方が痛い!」と言って、暴力をやめなかった。
ささいなことで殴ってくるようになり、別れてくれずに追いかけまわされた。
警察に頼って、命からがら逃げた。

前述のとおり、彼の自己評価は
「俺は繊細で傷つきやすい。かぼちゃのことを誰よりも深く愛している。」


3年間2人暮らしだった夫

夫とはアラサーで結婚。
不妊治療はすぐにしていたが、約3年間は2人暮らしだった。
たくさん喧嘩した。真剣な内容からおバカな内容など、多岐にわたる理由で。
それでも、仲直りをして乗り越えてきた。
夫は、弟夫婦の結婚祝いに、引っ越し代金を全額出した。
母親と父親のお誕生日には、夫の手料理をふるまう。
体の弱い母親のそばにいたいと、少し土地代は高いが実家のそばに家を建てた。
知り合いからもっと安い土地があるとすすめられたそうだが、「母親に何かあったら駆けつけてあげられない」と断った。
先輩にも後輩にもお友達にも、私にも皆に優しい夫。
たくさんの夫の優しさにふれてきた私は
「誰かが幸せになるためなら、自分のことは二の次にする人だなぁ」と常々感じている。

夫は時々こうつぶやく。
「俺は冷たい人間だ」

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