はけ口のターゲットを私にして、自己破産したくない毒母親
ざっくりとした記事ばかりの反省
私の“毒家族”の記事はざっくりしている。
父親は、気が狂い暴れ、働かなくなった。
母親は、私に八つ当たりと姉贔屓して私を生け贄にした、浪費家。
長女は、受験に失敗し自由奔放に生きて、家族に迷惑をかけた。
次女は、私に陰湿なイジメをし続けている。
いつも大体ざっくりとしか書いてない。
“書く”となると…
なぜか逃げ腰になるようになってしまった。
多分、慣れない育児の中、わざわざ傷口を掘り返すことが億劫になってしまったから、かも。
育児で時間のない中、時間をかけて“毒家族”の話をすることは結構気が重くなってしまった。
でも、心の中では、後遺症でうずいている。
口で話す分にはいいのだが、“書く”となると。
でも、少しずつ吐き出していきたい。
最近はずっとblogのような、薬にも毒にもならない日記のようなものばかりだからだ。
時系列で書けばわかりやすいだろうけど、時系列はすっとばして、書けるものを書けるタイミングで毒家族にされたことを書いていきます。
と、言いつつ、三日坊主かな…
すみません…
つらい就職氷河期
大学4年時の就活中、就職氷河期だった。
書類選考で落ちまくり、なかなか内定のもらえない学生がいる時期だった。
色んな職種の説明会や面接、大学での就職指導室へ行きつつ、バイト。
その当時、比較的男子は早めに内定をもらえていた。(今はもう就職活動での性別差別は厳しくなったのかな?)
男子はもちろん、女の子も徐々に内定をもらっていき、自己肯定感の低い私は「私だけ内定もらえてない…。もう何ヵ月も就活してるのに、最終審査までいかない私は社会に必要とされてない人間なんだ…やっぱり…」と必要以上に自分を責めていた。
“やっぱり必要ない”と思うところが、自己肯定感の低い私らしい。(今もだが)
就職活動に必要な移動費などの必要経費や普段の生活費を稼ぐためにバイトもこなさないといけない。
仲の良い友達はどんどん内定をもらっていく。
取り残された気持ちに…。
つらい日々だった。
母親からの相談に真剣に答えるために
母親から泣きながら電話があった。
父親が監査に引っ掛かったと。
私の父親は、ど田舎の町医者をしていた。
母親は薬剤師の免許を持っている。
父親は15年以上仕事をしなかった。毎晩大声で暴れ、仕事を放棄して、ほぼ無収入。
その上、レセプトなるものをいい加減に書いていたらしく、監査に引っ掛かったそうだ。
罰金か罰則?
そんな話を私にしてきた母親。
「どうしたらいいの…」と母親に言われ、まだ学生の私に言われてもどうすることもできない。
その頃、長女は大学を留年か浪人を繰り返していたので、親というか祖父母のすねかじり状態。
次女は働いていた。
母親は、姉2人ではなく、私に言ってきた。
おそらく、私は「私じゃなくて、姉2人に言ってよ」と困って言ったと思う。
こういう愚痴のはけ口は昔からいつもいつも私の役目だった。
就活でうまくいかない私は人生の岐路に立たされていた。もう、私もつらかった。
母親は私に怒鳴って電話を切った。
無料弁護士の元へ
私は学生であったので、母親にどう答えたらよいかどう振る舞えばよいかわからなかった。
正しい道はどこなのか、せめて答えてあげられたら。
けれど、学生なので限界がある。
結局、母親を見捨てられなかった私は、携帯で“弁護士”を調べて、30分無料相談の予約をとった。
30分はあっという間なので、簡潔に伝えるために内容を整理して行った。
男性弁護士が出てきた。
・父親が無収入
・母親が浪費家のため元々借金持ち(金額はわからない)
・長女が留年(または浪人中)であり、私立で独り暮らしをしており、この時点で1億近くの資金を投じた
・なので、借金は最低1億は超えている
上記を話すと、弁護士は「お父さんが働くのはどうですか?医者なので」と言うので、私は「働く気がありませんし、小5の男子がそのまま大人になったようなものなので、常識がなく話が通じません」と答えた。
さすが弁護士。たくさん色んな非常識な人を見てきたのだろう、あっさり「そうですか」と。
そうなのだ、うちの父親は常識が通じないのだ。
「桁が1つ2つ違いすぎるので、返せる額ではない。自己破産するしかない」と言われた。
「母親は自己破産したくないと思います」と返した。
「自己破産しても、薬剤師の免許は剥奪されませんよ、大丈夫です」と言われた。
私は「薬剤師として母親が働くことができるなら、そうするしかないのか」と思った。
30分はあっという間に終わった。
母親に電話
私は母親に電話をして、「弁護士さんに聞いてきたよ。桁が違いすぎるから、自己破産するしかないって。でも薬剤師の免許はなくならないから、働けられるよ」と伝えた。
母親は「自己破産してどうするんだ!!」と激怒。
母親との電話をどう終わらせたのかわからないが、とにかく母親は私のアドバイスに激怒した。
母親のプライドとして、“自己破産”は許さなかったのだろう。
ただはけ口として扱われ、なんの落ち度もないのに激怒された私は、「じゃあ、私になんで電話してきたのよ…」とげんなりした。
姉2人には異常に気遣う母親
結局、母親は「姉2人には言うな!」と私に口止めをした。
当時の姉2人は“父親が監査で罰則になったこと”は知らないままだったと思う。(後に知ったかもしれないが)
次女は働いていたのだし、次女に言えばよいものを、わざわざ就活で苦労している私には洗いざらい話し、激怒した母親。
これでも、私は母親を見捨てずに、精神的にずっと生け贄となる社会人生活となることになる。
苦しい20代を送ることになる。
前途多難…。