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路地で見つけた宝石

駅までの道のりはアップダウンのある15分コース、
足腰を鍛えるにはちょうど良い。

途中車の通れない細い道がある。
通称「へびみち」
本当に蛇が出る(出た)のか、
細く蛇行しているからなのか分からないが、
地元の人はその道のことを「へびみち」と言う。


すぐ左側が山、反対側は谷。
へびみちを登り切ったら、更に駅のある方向へ下っていく。
その道沿いは人の手があまり入らず、緑が生い茂っており、
春はタンポポ、夏はツタ、秋にはドングリがたくさん転がっている。

先日へびみちの途中で綺麗な色の実が目に入り、立ち止まった。

これはなんだろう 宝石みたい…

写真を撮ってみる。

カラフルだが同じものはない


この不思議な色とりどりの粒に目を奪われた。

幼い子どもがこれを見つけたら、ままごとの食材にしそう…
食べ物と間違えて口に入れてしまいそう…

人工的な色合いにも見えるが、
正真正銘自然界の植物=ノブドウだった。



和名 野葡萄
学名 Ampelopsis glandulosa var.heterophylla
科名 ブドウ科
属名 ノブドウ属

中国名 異葉蛇葡萄
地方名 イヌブドウ、カラスブドウ



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