R4.8.26(金) 印旛学びの会ふり返り
先日参加した印旛学びの会をふり返る。
今回のテーマは「効率的効果的な日常の教材研究と授業準備」ということで,私は話題提供の機会をいただき国語科の工夫点について話しをした。
私が国語科の授業づくりで工夫している点は,
①45分を漢字10分,音読5分,メインの活動30分とブロックに分けて
行うこと
②内容もある程度のパターンも決めておく(物語文なら,中心人物の心情変
化について発問する,説明文なら筆者の問い・結論・主張を要約するこ
と,言葉の学習なら練習問題を多くするなど)こと
③言語活動は時間をかけて吟味すること
の3点である。そうすることで毎授業が同じような流れになり,パターンを当てはめていけばいいので授業を組み立てやすく,子ども達も安心して学習に取り組める。もちろん,作文を書かせたり,発表会を行う際はそれだけに時間を割くこともある。
また,他の5名の先生方の話から以下の3点を考えた。
①見通しをもつ
長期休みを活用して,先の学習の見通しをもっておくということが共通していた。見通しを持つ際には,「何を身につけさせるのか,できるようにさせるのか。」というゴール設定を行い,そこから逆算思考で組み立てていくとよいとわかった。
②記録をする
先のことについて記録をすること,そして日々行った授業について記録をしていくことで,財産が蓄積され,次に同じ学年を受け持った時にそれを活用することができる。事前の計画はよくしている方だと自負しているが,終わった後の記録をとる時間は確保していない。一日の終わりに時間を決め,学習や子ども達の様子をふりかえることはとても大切だと再確認できた。その記録は,後々自分が楽になるだろう。
③情報を共有すること
自分が作成した計画や,書き溜めた記録などは自分のものだけにするのではなく,学年や職場全体などで共有することが非常に大切である。それと同様に,他の先生から情報をもらうことも重要だ。先生によって得意とするところ,武器としていることが違うのので,それを互いに補っていくことで全体がレベルアップしていくだろう。
この3点を意識して,9月からがんばっていきたい!
また,今回の学びの会の案内を職場の後輩にたくさん声をかけたが,誰も参加していなかった。一人は連絡をくれたが,他は「いいですね。」と言ったっきり反応がなかった。私が学びの良さを十分に伝えられなかったり,学びを必要としていなかったりするのだろう。自分がなぜ積極的に学習の場に参加しているか考えてみると,初任の時に学級経営がうまくいかず全く機能していなかった経験があり,そこから常に不安感がぬぐえずにいることが原因がある。その不安感を払拭するためには,楽な環境に甘んず,学び続けて自分をアップデートしていくしかないと思っている。それが,いつか職場の仲間や,これから教員になろうとしている誰かのために,そして子ども達のために還元できたら,自分自身に自信を持つことができるだろう。何より学ぶことは楽しい!
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