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韓国の地下鉄で迷子になった話

どうもねこぬです。

どうやら3ヶ月前の私は、つぶやきに「旅行記でも書くかー」と宣言していたようである。

ということで、今更ではあるが、8月に行った韓国旅行について備忘録的に書いていこうと思う。

ちなみに、母と祖母と行きました。

飛行機の窓の景色はついつい撮りたくなってしまう

のんびり観光した1日目



12時頃、仁川空港に到着。

祖母は写真しか撮らないということで、母と私のみesimを買いました。

リスク回避のために、2人とも違う通信回線を選択。

母の携帯には事前にオンラインでKTのesimを入れておき、空港でアクティベートしました。

私は、LG U Plusというところで事前にesimを購入&空港でアクティベートしました。その時にやっていたプロモーションで、webから契約した人はTmoneyカードを無料でもらえるとのことだったので、空港のLG U Plusのカウンターでもらいました。

プロモーションの内容

引用リンク:https://www.lguplus.com/ib-roaming/pc/eng/community/event/detail?evntNo=81


実際にもらったTmoneyカード
かわええ
これを見て祖母が「東大門や!」と叫んでいた

一日目は明洞と東大門へ行きました。

各駅停車の空港鉄道に乗って、ソウルで地下鉄に乗り換え、ホテルのある忠武路に行き、明洞の大使館前の両替所で2万円ほど両替しました。

その後、商店街をブラブラし、ホテルをとった時にクーポンがついてきた、サムギョプサル食べ放題のお店に行くため、東大門へ。

明洞は繁忙期の原宿のような感じでした。
どこに行っても現地の人達だけでなく、中国や日本の観光客が多くいて、にぎわった東京のようなイメージを抱きました。


冷や汗をかいた2日目

翌日。半日のオプショナルツアーに参加を申し込んでいたため、朝にホテルのある忠武路駅から、集合場所のロッテホテルソウルまで向かいました。

ちょっと余裕をもって行動しようとのことで、集合時間の1時間半前にホテルを出発。70代後半の祖母を連れているので、歩きではなく地下鉄に乗っていくことに。

行程としては、まず忠武路駅から乙支路(euljiro) 3街駅まで行き、緑色の線(下の図参照)に乗り換えて、ロッテホテルの最寄の乙支路(euljiro) 1街駅まで行くというものでした。普通なら、おそらく10分足らずで行けるところです。

地下鉄の路線図
Euljiro 3-gaで乗り換えでした

引用: https://japanese.seoul.go.kr/%E8%A6%8B%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%EF%BC%81%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E9%89%84%E8%B7%AF%E7%B7%9A%E5%9B%B3%E3%80%8140%E5%B9%B4%E3%81%B6%E3%82%8A%E3%81%AB%E5%A4%A7%E5%A4%89%E8%BA%AB/

乙支路(euljiro) 3街駅までは難なくクリア。あとは乗り換えです。

しかし、ここで問題が生じます。



なんやこれ….???

韓国語読めないけれど、下の英語と同じことが書かれているのでは?と推測


私たちが降り立ったところからは、乙支路(euljiro) 1街駅(集合場所の近く)とは反対側の線には行けたのですが、肝心の乙支路(euljiro) 1街駅方面に向かうプラットフォームに辿りつけません。

ひとまず、ポスターを頼りにEmergency gate call button(緊急ゲートのボタン?)を探して歩いてみたのですが、


うん…何もないな…


非常時の消火栓のようなものしか見当たらず。

私たちの行きたい反対側のプラットフォームは見えているのですが、連絡橋も何もありません。なんだか、川で隔たれた対岸の島のように見えました。


3人でどうしたもんかと困っていると、日本語を少し話せる韓国人のおじさんに話しかけてもらえました。

「1回上に行ってまた下に下がればいいよ」

とアドバイスを頂けました。

詳しく聞きたかったのですが、お互いの意思疎通がなかなかうまくいかず…(ねこぬも母も祖母も韓国語が分かりません)

とりあいず、なんのこっちゃと思いながら、上に上がると、さっき着いた所に逆戻りしました。


日本語を話せる現地のおじさん
優しかった


仕方なく、エレベーターの中にいた別のおじさんに、携帯で撮ったポスターの写真を見せて、道を尋ねましたが、おじさんも分からない様子。

そうだ、informationに聞こうと思い、駅の中にあるbox(駅員さんと会話ができる機械)に電話してみるも、こちらが韓国語を話せないせいか、ブチッと切られてしまいました。

駅員室を覗いても、人がいません。

そうこうしているうちに3~40分ぐらい、乙支路(euljiro) 3街駅をウロウロと徘徊していました。



途方に暮れそうになったとき、祖母が韓国のおじいさんに話しかけました。

「もしもし?ちょっとお聞きしたいんやけどね…」
「どこにあるんかわかりませんか」

相手が韓国人であろうがなかろうが、お構いなしにバリバリの関西弁で話しかける祖母。

私だったら、極限までスマホで自分で調べて頑張ろうとしてしまうが、やっぱりそれでも分からないことはある。

こういう時に、おばあちゃんは強すぎました。おばあちゃんパワー炸裂。

するとおじいさん、私のスマホの画面のポスターを見て、(おそらく老眼のせいか)見えないというジェスチャーをし、駅員室の方を指さしました。

誰もいなかったと首を振ると、なんとおじいさん、のこのこと勝手に駅員室に侵入(いいんか?笑)

係の人が中にいる!と伝えてくれました(感謝感激)


私たちがツアーに参加できたのは、このおじいさんのお陰


駅員さん曰く、今きたホームを出る改札を、磁気カードを通さずに突破し、反対側のホームに行く時にある改札でカードをタップして入場するように、とのこと


いや、流石にそれはわからへんわー!!

((あれ、結果的には一番最初に話しかけてくれたおじさんの話、合ってたぞ...?!))


おじいさんや駅員さんのお陰で、無事ツアーに間に合いました。
1時間半前に出発しておいて、本当に良かったです。


追記:もしかしてemergency gate call buttonうんぬんというのは、車いすやベビーカー、スーツケースなどを持つ人が通れる、幅の広い自動改札のことを指していたのかも…と後になって気が付きました。

韓国の地下鉄の改札は日本と違い、ゲートが自動で開くものではなく、手回し式です。そのため、車いすやベビーカーを持っている人は、手回し式の改札のヨコに、日本の改札と同じような自動改札がありました。

手回し式の改札はこんな感じでした


半日の観光ツアーはこんな感じ

景福宮
朝鮮王朝時代の宮殿


青瓦台
2022年まで韓国大統領府が置かれていました
北村韓屋村(歴史的な町並みでした)
ちなみに前を歩いているのは、優しかったガイドさん
明洞の商店街
お米やと錯覚してしまったmedihealのキャラクター
南山ソウルタワー
タワー付近からのソウルの景色


また夕食は、母が食べたいと言っていたタッカンマリ鍋を食べに、忠武路駅から徒歩10分ほどで行ける「동대 닭한마리 등나무집」というタッカンマリのお店へ行きました。

鍋1つで30000ウォン、麺を入れると追加で3000ウォンぐらいでした。

安いうえに、店のおじさんの面倒見がとてもよく(私たちが外国人だったからというのもあるかもしれない)タレの作り方を教えてくれたり、5分に1回ぐらい鍋の様子を見てかき混ぜてくれたり、サービスでスプライトを頂いたりしました。(めっちゃ優しい…)

周りは現地の仕事帰り?と思われる男性のグループや大学生が多くいました。

タッカンマリ鍋というと、白いイメージがありましたが、このお店のお鍋は赤色でした。しかし、辛いわけではなく、優しい鶏のスープに煮込んだ野菜や柔らかいトッポギが入っていて、とてもおいしかったです。

タッカンマリ鍋
本来はタレに生のニラを入れますが、タレをあまり使わなかったため、
残りのニラを全部鍋に入れました。

3日目

コンビニで朝ご飯を食べ、朝10時ごろから空港に向かい、帰国しました。
早かったなあー!

旅の感想

初めて韓国に行きましたが、言葉が通じない、地下鉄で迷子になる以外で特に困ったこともなく、有意義に観光することができました!

なんだか東京と似ているなーと初めは思いましたが、やはり観光地を見ると韓国の昔ならではの伝統や文化に触れたり、日本ではあまり見慣れない数のコスメや化粧品を見ることができたり、新しい発見もたくさんありました!

そして、旅の途中で現地の方の優しさに触れ、とても感動しました。
自分も観光地で困っている人を見つけたら、自分から声をかけられるような人間になりたいと思いました。

旅の反省点

もっとタクシーを使えばよかった

実際、地下鉄だったら楽かと言われると、階段が多いので、祖母をかなり疲れさせてしまった。また、2日目の朝のようなアクシデントがあると、予定時刻に遅れてしまう可能性だってある。

タクシーというとぼったくりに警戒してしまうこともあるが、最近はアプリからでも呼べるので、タクシーをもっと活用すればよかったと反省。


近いうちに、もう一度行きたいな!

ねこぬ

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