骨格改善とは?

こんにちは。
今回は骨格改善とは何かということについて、簡単ではありますがお伝えしていきます。

骨格改善を行う目的としては、アスリートの身体能力向上、身体操作を改善し、競技のパフォーマンスをアップをさせます。
また、骨格が良くなってくると今まで出来なかった動きや「運動システムそのもの」が変化していきます。
この「運動システムそのもの」を変化させることがパフォーマンスを飛躍的に向上させるのに重要であり、その方法のひとつとして骨格改善があります。

では、骨格改善とはどういうものでしょうか。
各競技にはその競技をしやすい骨格があり、それぞれの競技特性があります。
パフォーマンスが上がらないという悩みを持つ方の中には、実は骨格によって動きが制限されてしまっていることが多いのです。

背骨と肋骨(あばら骨)の関係性で例を出してみます。
基本的にスポーツは前に進むことが多いですが、その際、背骨は肋骨に対して…
①引き上がっている方が良い
②下がっている方が良い
どちらでしょうか?

実は①の引き上がっている方が良いのです。


前に進むスポーツにおいて、前側(肋骨)が後側(背骨)よりも高い位置にあると、前に進むのを妨害してしまいます。
昨今行われている、胸を張るや肩甲骨を寄せるなどの動作は前に行くことを妨害してしまっている可能性があります。
実際に胸を張り、肩甲骨を寄せて走ってみてください。
走りにくかったり、体や関節にストレスを感じながら動いているのがわかると思います。
逆に肋骨に対して背骨が引き上がると、前に進む際の邪魔がいなくなり、スーッとなめらかに進むことができます。

そもそも背骨が引き上がるって何?って感じだと思いますが、肋骨を持ち上げたり、肩甲骨を外方に落とすことによって、背骨が引き上がるという感覚がわかってきます。

こういった体の各パーツの「関係性」を改善すること、これが骨格改善です。

いかがでしょうか?
骨格改善について少しでもイメージができましたか?
業界的になかなか広まりにくいものだとは思いますが、これが選手のパフォーマンスを飛躍的に上げるものだと信じ、これからも精進していきます。

ではまた。

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