リンドウ

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最近の記事

いとしさとせつなさとつぶあんかこしあんか~本日旅立った伯父さんへ~

特技は目を開けたままくしゃみができます。 リンドウと申します。 先日、愛猫が亡くなってから1年が経ちました。その日を迎えた気持ちを書き綴ろうと思っていたのですが本日の明け方、母の兄・伯父さんが亡くなりました。生涯独身おそらく70歳前半です。少し伯父について書きたくなったのでつづります。 伯父はそこそこ女性の影はあったものの生涯独身で、祖父母と同居。 地元の教習所の先生をしており親戚の子供たちからは「先生」と呼ばれていました。 毎日原付バイクで通い、定年まで勤め上げその後は

    • 売れ残りの満月に君をみた  ~17歳の息子に幸あれ~

      先日の十五夜、大変見事な満月でしたが皆さんご覧になりましたでしょうか。 山手線から登り始めた満月を眺めながら帰宅しました。 愛猫を亡くして早11か月、もう1年が経とうとしております。 9月は愛猫の誕生日(出会った日)がありました。 毎年ささやかながら愛猫が好きなサバやホッケを焼いたり、カツオの刺身をプレゼントしていたので今回も本人不在ではありますが誕生日会をしたい。そう考え半休を取得しました。 「吉池か角上魚類でなにか良い魚を購入してお供えしよう」と思っていたのですがま

      • かたくなにエアコンつけない親世代〜2024年心の俳句〜

        タイトル通りです。 猫のことばかり書いていますが、(今回は消すかもしれませんが)いい加減にしろと怒りを覚える娘の気持ちを書きたいと思いました。(猫もちょっと絡みます) 話を戻します。 もう本当にタイトル通りでございます。辟易しております。 私の実家は母屋と離れが隣り合ってございまして、母屋には両親と猫、離れには姉と猫が住んでいます。 父が「数年前」に大病を患い自宅療養だったので取り急ぎ窓に設置するタイプのエアコンを購入いたしました。 この「数年前」というのもポイントで

        • ネイルサロンで愛を叫ぶ〜2万円の痕跡〜

          〜愛猫が亡くなって9ヶ月が経ちました〜 心のかさぶたは乾き始め、なんとか精神も安定してきたと思うこの頃ですが、急に襲ってくる寂しさにまだまだ戦いを挑まれている状況は相変わらずです。まるで終わりのない試合をしている様です。(映画ハイキュー!!最高でしたね) この悲しさとの戦いは例えるならそうRPGゲームのダンジョンの帰り。 ボスを倒したはいいがその後、自力で街まで戻らないといけない状況。に似ています。 薬草も残り少なくMPは0、仲間の半分は棺桶に入り半分は毒状態、毒消しもない

        いとしさとせつなさとつぶあんかこしあんか~本日旅立った伯父さんへ~

          愛を失って半年の日記

          愛猫を亡くしてから半年が経ちました。 政治家が税金着服していても、外国で戦争が起きていても、上司がむかついても、私は普通に働き給与を得て帰りに100均に立ちよったのに何を買うかを忘れて帰宅し、帰宅後に買うべきものを思い出し悔やみながらカレーをつまみにハイボールを流し込む。そんな普通の日常を送っています。 人生の半分以上を共に過ごした愛猫が天寿を迎え半年。 周りの人は「あっという間だね」と言いますが私はまだまだそんなことを思えず まるで、みんなは整備された高速道路をプリウスで

          愛を失って半年の日記

          ペットとのお別れの後 陸海空

          先に投稿いたしました記事の後、短い期間ですがしばらく旅に出ました 四十九日を迎える日「四十九日で成仏するらしいから私も空にいくか」と安直な考えですぐに飛行機のチケットを購入 東京から九州、飛行機にもっていく手荷物の中にはいつも持ち歩いている愛猫の骨の入ったミニカプセルと粉砕したお骨を少々。 ついた大分県でなじみの温泉宿に泊まり可愛い看板犬にはガン無視され塩対応を受けつつ温泉を満喫 紅葉がきれいでもってきたお骨に見せ、まるで二人で旅をしているような気持ちでした。 本当に

          ペットとのお別れの後 陸海空

          ペットのお別れ葬儀直後の不思議な出来事

          ご注意 ちょっと感覚的な話なので苦手な方は読まないでください あと本当に感覚的な表現なので「はあ?」ってなるかもしれませんが 生ぬるく見守っていただければ幸いです 以前、実家で飼っていた猫が夢に出てきたことがありました。にゃーにゃー言っているけれど「うるさいから静かにしてほしい」という内容だということがなぜかわかりました。翌朝、実家の母に連絡を取るとその猫の遺骨が入った骨壺がテレビの前に置いてあったそうです。 それか~と納得 他には友人のお宅で飼っていた犬が亡くなったと聞

          ペットのお別れ葬儀直後の不思議な出来事

          ペットとのお別れ~最後に~

          人間関係について 愛猫を亡くした時、人間関係について思うことがたくさんありました。(もともと人付き合いは最小限でいいと考えている質なので友人も少ないのであまり参考にはならないと思いますが……) 友人、家族、後輩、同僚、行きつけのお店の店員さん、SNSでつながった人たちみんな優しく、時には一緒に泣いてくれたり 無理に元気づけようとせず、背中を押されたらそのまま転んでしまうような私にそっと隣に寄り添ってくれるような姿勢がとてもうれしかったです。 逆にネガティブな言葉(仕方がな

          ペットとのお別れ~最後に~

          ペットとのお別れ~飼い主のメンタルと愛猫へのメッセージ~

          愛猫が亡くなった後の飼い主のメンタル体調について 「20歳一緒にお祝いしようね」 シニア期に入った愛猫によくかけていた言葉です その言葉通り20歳1か月、約束を守るように老衰で愛猫が亡くなりました。最後の瞬間、よく話に聞く「大きく息を吸ってゆっくり心臓が止まる」 まさにそれでした。 亡くなる1週間前ごろから体調不良になり 3日前には水も食事もトイレもせず2023年10月6日13時過ぎに静かに旅立ちました。 最後にかけた言葉は 「愛している、大丈夫だよ」 最後に行かな

          ペットとのお別れ~飼い主のメンタルと愛猫へのメッセージ~

          ペットとのお別れ~葬儀火葬について~

          5.15歳を迎えてから変わってきた考え~葬儀屋選び~   愛猫の老いを感じるようになったのは 昔よりもおもちゃに興味が薄れてきたり 活動量が減ったことや背中のサバ模様のなかに白髪(ひげみたいに硬い白い毛)が見え始めたの15歳ごろ 愛猫が亡くなったら (あくまで個人の見解ですのでご参考までに) 一人暮らしで実家も離れている自分にとっては一人で乗り越えなくてはいけない最後の行事です まだ猫が元気な時に「ペット 葬儀」「猫 火葬」などの脳が震えるようなワードで検索をかけるとたく

          ペットとのお別れ~葬儀火葬について~

          ペットとのお別れ~通院と仕事について~

          4.高齢猫の通院と仕事について   人それぞれ生活スタイルが違うので一概には言えませので私が思う事を書いています。悪しからず。 愛猫は体調を崩してから1~2週間ほどで亡くなりました。介護はなく手のかからない最後でしたのであまり介護について参考にできる話はありません。 しかし、高齢になってから食べ物のアレルギーが出たり脳内出血で眼球が真っ赤になったりと頻繁に通院いたしましたので動物病院への通院と飼い主の仕事の話を書きます 愛猫は17歳の時に振動や音に反応する「てんかん」を

          ペットとのお別れ~通院と仕事について~

          ペットとのお別れ~猫の紹介と飼育環境について~

          2. 猫紹介   保護猫なので正式な誕生日はわかりません 我が家に来たときは掌に収まるくらいの大きさで、固形のご飯をバクバクを食べていましたのでおそらく生後2か月弱といったところだったでしょうか ですので、保護猫でよくある「出会った日を誕生日」としております 出会いは20年前、 同僚が「同じマンションで仔猫の里親を募集している」と声をかけてもらったのがきっかけで 猫ひとり飼い主ひとりの生活が始まったのです Max8㎏の顔が良いサバトラのオス猫、某ペットフードの新聞広告に

          ペットとのお別れ~猫の紹介と飼育環境について~

          ペットとのお別れ~単身賃貸住まいで猫を飼う~

          1.はじめに このnoteはペットを飼う首都圏在中・単身者賃貸住の私が20歳で旅立った愛猫との事を綴ります。 ペットとのかけがえのない生活の末に避けられないお別れ。やってよかったことや感じたこと、葬儀のことやその後のことを書きます また、これからペットを迎えようとする方へも なにか刺さるものがあれば嬉しいです。 2023年10月6日  10月なのにまだ蒸し暑く、鱗雲が青い空に現れた苛つくほどの晴天の日、愛猫が老衰で長い人生を終えました。 20歳1か月でした。 20歳を

          ペットとのお別れ~単身賃貸住まいで猫を飼う~