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100倍、身につく国語力(300) シナリオ篇
❤小~高校生と、母親向けのレッスン
(1年間で国語力の悩みが解決できる!)
<映画の活用用>
日本語教育でのシナリオの
効果的な活用法 (13)
<子どもが登場する映画のインデックス化>
子どもが登場する日本映画を分類する
方法として、子どもがどんな映画に出て
いるかの内容をチェックする必要があり
ます。これについては、既に触れたが、
役は、宣伝のために利用される場合が少
なくなく、特に戦時中は子どもが国民の
戦意高揚のために利用されたケースが多
いようです。
そこで、子どもの映画を分類すると、
児童文学、文学、伝記、メルヘン/ファン
タジー、冒険、ホームドラマ、学校もの、
探偵もの、怪獣もの、身障者もの、スポ
ーツもの、戦争もの、時代劇、SF、社会
派ドラマなど、普通の映画のジャンルと
同様に様々な映画のあることがわかる。
その代表的なものは次のようになってい
ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734049228-KCrZeO8kB0hf7uqEng9iWQwJ.jpg?width=1200)
① 児童文学
『綴方教室』(1938)、『子ども
の四季・春夏の巻/秋冬の巻』
(1939)『路傍の石』(1938、
1955、1960、1964)、『風の
又三郎』(1940)、『次郎物語』
(1941、1955、1987)、『二十四
の瞳』(1954)、『あすなろ物語』
(1955)、『コタンの
口笛』(1959)、『ユンボキの
日記』(1965)、『氷点』(1966)、
『兎の眼』(1971)、『遠野物語』
(1982)、『風の又三郎 ガラスの
マント』(1989)
② 文学
『たけくらべ』(1955)、『伊豆
の踊子』(1933、1954、1960、
1963、1967,1974)、『泥の河』
(1981)、『少年時代』(1990)
③ 伝記
『遠き落日』(1992)、『滝廉太郎
物語』(199 )、『絵の中のぼく
の村』(1966)
④ ファンタジー
『だいじょうぶマイ・フレンド』
(1983)、『竹取物語』 (1987)
⑤ 冒険もの
『喜多郎の十五少女漂流記』(1992)
⑥ ホームドラマ
『生まれてみたけれど』(1992)、
『一人息子』(1936)、『風の中の
子供』(1837)、『我が家は楽し』
(1951)、『お早よう』(1959)、
『かあちゃんと11人の子ども』
(1996)、『父ちゃんポーが聞こ
えるよ』(1971)、『一杯のかけ
そば』(1992)
⑦ 学校もの
『台風クラブ』(1984)、『花
のズッコケ児童会長』(1991)、
『ぼくらの七日間戦争』(1991)、
『トイレの花子さん』(1995)、
『いちご同盟』(1996)
⑧ 探偵もの
『新宿少年探偵団』(1989)、
『ズッコケ三人組 怪盗X物語』
(1998)
![](https://assets.st-note.com/img/1734049326-ljE1BMGFTbKxpiYA837D4Qhv.jpg)
⑨ 怪獣もの
『モスラ』(1996)
⑩ 身障者もの
『典子は、今』(1960)、『ラブ・
ストーリーをきみに』(1988)、
『奈緒ちゃん』(1995)、『静かな
生活』(1995)
⑪ スポーツもの
『川上哲治物語 背番号16』
(1957)、『燃える男 長島
茂男 栄光の背番号3』(1974)、
『瀬戸内少年野球団(1984)、
『時計』(1986)、『ドンマイ』
(1990)
⑫ 戦争もの
『蜂の巣の子供たち』(1948)、
『原爆の子』(1952)(1976)、
『大仏さまと子供たち』(1976)、
『子どものころ戦争があった』
(1981)
⑬ 時代劇
『鞍馬天狗』(1942、 1951、
1952、1956)、『牛若丸』(1952)、
『笛吹き童子』(1954)、『子ずれ
狼』(1972、1973、1974、1993)
⑭ SFもの
『転校生』(1982)、『時をかけ
る少女』(1983)、『漂流教室』
(198))、『REX 恐竜物語』
(1993)
![](https://assets.st-note.com/img/1734049428-Cvpiyz1KBRHDxnUjdlMJwGTA.jpg)
⑮ 恐怖/サイコ
『洗礼』(1996)、『学校の怪談』
(1995、1996、 1997、1999)
⑯ 社会派ドラマ
『にあんちゃん』(1959)、『裸
の島』(1950)、『泥の河』(1981)、
『この子を残して』(1983)、
『四万十川』(1991)
⑰ ドキュメント
『子どもたちの時間』(1985)、
『原野の子ら』(1997)
❤上に上げた映画は、子どもが
主人公になっているものから、
教材化が可能な作品を選んで
みました。
今回、このブログで初めてまと
めて発表するもので、本邦
初公開ではないでしょうか。
アナミズ (2024.12.13)