100倍、身につく国語力(238) 作文篇
❤小~高校生と、母親向けのレッスン
(1年間で国語力の悩みが解決できる!)
コボちゃんの200字作文 (6)
『コボちゃん』の第1巻は127 話あり
ますが、外国人に向けた内容にふさわし
くないのもありますので、その中から
20本ほど選びf出します。
前回はその一つである第36話を紹介
しましたが、今回はその中から6本の
「もくじ」を、以下に紹介したいと思
います。
<もくじ>
1. イヌにパンを取られた
コボちゃん (第36話)
2. おねしょを見やぶられた
コボちゃん (第34話)
3.本音はどっちなの?
(第63話)
4. おしめの記憶がない
コボちゃん (第 7 話)
5.今、足がはなせないの
(第14話)
6.捨てネコが粗大ゴミなの
(第76話)
いかがでしょうか、いずれも外国人が
興味を持ちそうなテーマではないでしょ
うか。このような親しみやすいテーマで
あれば、素材を元にまず口で内容を話す
よううすると、日本語の会話もスムーズ
に行うことができます。
そして、会話がある程度できるように
なった段階で、その中からマンガに沿っ
て、コマごとにキーワードをメモにしま
す。次のそのメモを参考にして、文章を
書き出していけば、それが自然に作文の
形になっていくわけです。
例えば「1.イヌにパンをとられた
コボちゃん」では、四コマ目の「落ち」
にあたる部分を考えさせれば、この
ストーリーの内容が明確に把握できる
わけです。このように進めていけば、
外国人も作文が書きやすくなり、タイ
トルも自分の考えで自由につけること
ができるようになります。
1.イヌにパンを取られたコボ
ちゃん> (第36話)
ちなみに、四コマ漫画は何度読んで
も、新しい発見があるので、それを忘
れないようにしましょう。その例とし
て、上のマンでは、ママの表情から何
が読み取れるかというのも考えるヒン
トになります。
つまり、女の子は「パンを取られた
こと」を母に泣きながら訴えていて、
ママはあきれたような顔をしていま
すが、読者はここからどういう状況に
なっているかを読み取るわけです。
❤ コボちゃんは、このマンガに
もあるように、読者に「クスッ」
という笑いを誘う内容が多くあり
ます。従って、楽しみながら
作文を書こうという気持ちに
なりやすいのではないかと思
われます。
アナミズ(2024.10.07)
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