1991年8月31日（土）

【道：前田　法重・原田　公司・福田　清人・富田　剛・多田隈　五月・立石　啓二・菊川　小絵・嶋本　麗華・谷口　竜一・大塚　仁・本田　仁】
「えーっとではこれから第二部開始ということでカンパーイ」
　原田　公司の元気な声が店内に響き渡る。ここは21時を回った居酒屋『道』。本日は奥の座敷を前田軍団で貸し切った状況となっており、カウンターでは数人の常連客が楽しくお酒を嗜んでいる。某サークルRの集会の後、前田　法重、原田、福田　清人、谷口　竜一、大塚　仁は各々ゲームセンター『スタジオ』に行ったり、夕食を食べた後『道』に集合し、いつもの飲み会を行なっていた。富田　剛と本田　仁は居酒屋『子飼』に向かって立石　啓二、多田隈　五月、菊川　小絵、嶋本　麗華と19時辺りから別で飲み会を行なっていたのである。20時半ぐらいになり、本田が先日『道』で話題になった一緒に飲むのもいいのではないかという話を思い出し、提案したところ、全員が意義はないとのことだったので、『子飼』を後にして『道』で合流したのである。乾杯の後、各自がコップを重ね合い、落ち着いたあたりで富田が口を開く。
「これって全員知ってるのって俺と本田君ぐらいですかね」
「めいも全員知ってるー」
「俺も知ってるかな」
　多田隈が元気よく言葉を発し、福田もそれに続ける。
「簡単に自己紹介でもします？」
「そうだなそれがわかりやすいかな。じゃあ俺から時計回りで簡単に」
　原田の言葉に前田が回答し、ビールをグイッと飲んだ後に口を開く。
「前田です。1期の戦士で5回生です。夜は大体『道』にいます。よろしく」
「原田です。1期の戦士で4回生です。喰らう系です。カラオケ行く時は誘ってください。よろしく」
「福田です。4期の僧侶で3回生です。好きな漫画はめぞん一刻です。よろしくお願いします」
「谷口です。3期の戦士で2回生です。何かと色々調べることが好きです。何かあればご依頼ください。よろしくお願いします」
「大塚です。3期の罠解除士で2回生です。プロレスが好きで、特にブルーザーブロディのファンです。よろしくお願いします」
「本田です。3期の魔術師で2回生です。何かあれば誘ってください。よろしくお願いします」
「菊川です。4期の戦士で3回生です。1期の菊川　竜二の妹です。よろしくお願いします」
「嶋本です。4期の魔術師で3回生です。ジャニーズ系の音楽をよく聞いてます。よろしくお願いします」
「立石です。4期の戦士で1回生です。富田とは中学の同級です。飲む・打つは好きですので誘ってください。よろしくお願いします」
「富田です。1期の罠解除士で3回生です。気難し屋さんですが、よろしくお願いします」
「そうだっけ？多田隈です。1期の魔術師で3回生です。とみたんが彼氏で前田さんがパパです。よろしくお願いします」
　全員の挨拶が終わり、場がいい感じに和やかになっている。この後、楽しい飲み会が続くが、21時半ぐらいに嶋本と菊川が帰ることになったので、立石も一緒に『道』を後にする。その後、22時半ぐらいになり富田と多田隈が帰宅。残りのメンバーは閉店まで盛り上がりに盛り上がった。