熊大冒険者組織書庫

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    • 1990年12月15日(土)

      【森の小径:右田 良子・佐々木 雅美・判 祐市】 「何だかんだで後2ヶ月かあ」  右手で髪をくるくるさせながら右田 良子がこう呟いた。ここは喫茶店『森の小径』。日曜日ということもあり、のんびりとした雰囲気が漂っている。本日のパスタを食べ終えて、食後の飲み物を楽しんでいる右田と佐々木 雅美、判 祐市だが、佐々木が先日僧侶鍛錬場話題となった4回生が卒業する件について話したので、それに対して右田が感想を述べたのである。 「大学入って4年だもんね。時が経つの早いー」 「特にこの1年あ

      • 1990年12月14日(金)

        【道:前田 法重・原田 公司・富田 剛・本田 仁】 「そういえば今年の流行語ってファジィでしたね」 「あまり使わんすね。フォジーなら使いますけどね」  思い出したように口にした原田 公司の言葉を聞いて、富田 剛が感想を返した。ここは居酒屋『道』。本日もたくさんの客で賑わっている。年末の風物詩である新語・流行語大賞が今年も発表されており、今年の大賞は“ファジィ”という言葉であった。言葉の意味は“あいまい”という意味であり、主に電化製品で設定をきちんとせずにある程度適当でも性能を

        • 1990年12月13日(木)

          【僧侶鍛錬場:佐々木 雅美・大石 泰三・黒下 了・村田 健】 「やっぱり黒下君も辞めちゃうんだー」  残念な気持ちを込めて佐々木 雅美がこう口にする。ここは僧侶鍛錬場。本日もたくさんの僧侶が鍛錬を行っている。1期生の僧侶は他の職業に比べて回生が高く、4回生4名と3回生1名となっている。3回生の村田 健は当然来年も冒険者を続けることになるが、4回生4名の動向について話していたのである。元々大石 泰三と千場 恵梨の2名は早い段階で就職が決まっていたので、大学卒業と同時に冒険者を止

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          1990年12月12日(水)

          【冒険者組織:加藤 愛奈・富田 剛】 「手伝いましょうか」 「あ、富田君。手伝ってもらうと助かるー」  富田 剛の声かけに手伝ってほしい気持ちを込めて加藤 愛奈が返事をする。ここは冒険者組織。かなり大きめの段ボール2箱を抱えて教官室に向かっていた加藤を見つけて富田が声をかけたのである。小柄な加藤が2箱一緒に運ぶのはどう考えても合理的ではない気がするが、それが加藤の性格なのだろうかと富田は少し失笑する。その後、加藤から2箱受け取り、並んで教官室に向かう。加藤の指示した場所に箱を

          1990年12月12日(水)

          1990年12月11日(火)

          【煉瓦亭:多田隈 五月・佐々木 雫・江村 香奈恵】 「えー、めいも行きたかったー」 「どうどう、いや、私らも一緒に行きたかったさ」  超不満な表情を浮かべて地団駄を踏みながら叫んでいる多田隈 五月をなだめた後で、佐々木 雫が自分たちの考えを口にした。ここは喫茶店『煉瓦亭』。お昼過ぎの時間であり、いかにもランチタイムという感じの混み方をしている。午前中は鍛錬場で鍛錬を行っていた多田隈と佐々木、江村 香奈恵であるが、本日は一緒にここでランチを食べることを約束していたので、それぞれ

          1990年12月11日(火)

          1990年12月10日(月)

          【冒険者組織:大田 誠・山口 可奈・太田黒 佳美・加藤 愛奈・元木 美麗・砂川 憲剛】 「到底納得できません」  山口 可奈の怒りに満ちた声が部屋にこだまする。ここは冒険者組織。大田 誠の研究室である。本日大田は冒険者試験の試験官である山口、太田黒 佳美、加藤 愛奈、元木 美麗、砂川 憲剛を自分の研究室に召集し、昨日足立から共有があった第4期生の募集方法について説明を行った。それに対し、試験官たちは全員動揺し、山口の怒声に至った訳である。 「納得いかないのはわかっていたし、私

          1990年12月10日(月)

          1990年12月9日(日)

          【報告:加藤 愛奈】 お疲れ様です。加藤です。 本日時点の各部隊の状況を報告いたします。   ◆黒髪てへろく部隊 └地下3階 探索中 ◆王家の紋章部隊 └地下2階 天才チャレンジ終了 ◆今週のスポットライト部隊 └ 地下2階 天才チャレンジ中 ◆スター千一夜部隊 └地下2階 天才チャレンジ中 ◆私をスキーに連れてって部隊 └地下2階 天才チャレンジ中 ◆マクラーレン黒髪部隊 └地下1階 ブッチャーチャレンジ中 ◆悪魔の花嫁部隊 └地下1階 ブッチャーチャレンジ中 ◆小室ファミ

          1990年12月8日(土)

          【ゼーレ本部:足立 賢治】 「本日の伝達事項は以上である。何か質問はあるか」  理事No③の声が部屋に響いて、足立 賢治は怪訝な表情を浮かべている。ここはゼーレ本部の会議室。本日急遽呼び出された足立は出頭し、理事たちから一方的に情報を与えられた。しかし、その内容は足立が納得できるものと到底納得できないものが含まれていた。 「聞いても無駄かとは思いますが」  足立はスピーカーを見つめて口を開く。 「理由は教えていただけないんですよね」 「足立君らしくないな。教えてもらえないとわ

          1990年12月8日(土)

          1990年12月7日(金)

          【六文銭:山川 洋・濱本 充・葵 さくら・滝 早苗・横山 凛・吉川 元気】 「いやー、なかなか面白かったよ」 「ちょっと微妙な反応かな」  評価が気になった滝 早苗の質問に対して、山川 洋は微妙な回答を返した。ここは居酒屋『六文銭』。金曜日でもあり、店内はなかなかの賑わいを見せている。マクラーレン黒髪部隊のメンバーも、特に理由があるわけでもないが、誰かが飲みに行こうと言い出したことから本日の飲み会が開催となっている。本日午前中は各自鍛錬場で鍛錬を行い、女性陣は3限もしくは4限

          1990年12月7日(金)

          1990年12月6日(木)

          【道:前田 法重・原田 公司・富田 剛・大塚 仁・本田 仁】 「遅ればせながら今日買ってきましたよ」  乾杯の合図の後、前田 法重のビールが開いたのを見て、ビールを注ぎながら大塚 仁がこう言った。ここは居酒屋『道』。今日は元々富田 剛が一人で飲んでいたが、しばらくして前田 法重と原田 公司が現れて、その後本田 仁と大塚 仁がやってきたのでいつもの状況となっている。先ほど発言した大塚が何を買ったのかというと、11月21日に発売されたスーパーファミコンである。大ヒットした任天堂の

          1990年12月6日(木)

          1990年12月4日(火)

          【煉瓦亭:村川 慎太郎・榊 麗美】 「真面目だねえ」  先程食事を終え、食後の紅茶を楽しんでいた榊 麗美が思わず言葉を漏らした。ここは喫茶店『煉瓦亭』。17時を少し過ぎた時間であり、店内には夕食を食べようと来店した客が数名食事を楽しんでいる。工学部の4限目の講義を終えて帰宅中だった村川 慎太郎は、教育学部の4限目の講義を終えて帰宅中の榊と偶然出会い、2人は何となく夕食を一緒に食べることにした。冒険者として同じ部隊であり、村川は隊長で榊は副隊長なので、探索中や部隊会議の際には深

          1990年12月4日(火)

          1990年12月5日(水)

          【熊大迷宮:王家の紋章部隊】 「俺は天才だー、覚悟はいいか」 「まだかー」  天才が出現していつものセリフを発した後、右田 良子が何とも言えない表情をしてこう叫ぶ。ここは熊大迷宮地下2階。いつものように地下3階への罠解除を四谷 謙詞が試した後、天才の部屋へとやってきた王家の紋章部隊は天才を出現させる。だいぶ天才との戦いにも慣れてきて、そろそろ天才が戦いをやめるようになるかなと思っていたが、まだ天才は戦いたいようである。 「では行きますか」  川口 耕輔の言に判 祐市と右田は黙

          1990年12月5日(水)

          1990年12月3日(月)

          【熊大迷宮:黒髪てへろく部隊】 「でっきるっかなでっきるかなはてはてふんぐー、はてふんぐー」  軽い鼻歌を歌いながら富田 剛は地下3階に降りる階段の罠解除を行っている。ここは熊大迷宮地下2階。本日も黒髪てへろく部隊は富田の罠解除可否を確認しに階段にやってきている。富田の言ではそろそろ解除できそうとのことだったので期待しながら見守っている。 「出来そうな雰囲気ではあるんですけどね」 「まあ、どうやろね」  原田 公司の言葉に前田 法重もこう呟く。川崎 志郎、大石 泰三、菊川 竜

          1990年12月3日(月)

          1990年12月1日(土)

          【センタープラザ:四谷 謙詞・真田 美和・山村 静香・扇 開次】  「ん?あれ四谷君と美和ちゃんだ」  視線の先に2人の姿が見えた山村 静香がこう呟く。ここはセンタープラザ。熊本バスセンターである交通センターに付随するショッピングモールである。本日自分の買い物に扇 開次を付き合わせたお礼に昼食を奢り、そのまま何となくセンタープラザをぶらついていたら2人を発見したのである。 「四谷君、美和ちゃん。おつかれー」 「あ、山村さんと扇くん」 「静香と開次君も来てたんだー。おつかれー」

          1990年12月1日(土)

          1990年11月30日(金)

          【魔術師鍛錬場:河本 多喜二・藤原 静音・菊川 竜二】 「やっと出来たー、長かった・・・」  目の前の光球が爆発したのを確認した河本 多喜二は感慨に耽るような声でこう呟いた。ここは魔術師鍛錬場。3期生全員と数名の魔術師が鍛錬を行っている。2週間ぐらい前に榊 麗美が光球の爆発に成功したので、これで1期生全員が爆発の課題をクリアしたことになる。 「おー多喜二、やっとやな。おめでとう」 「河本くん。おめでとう」  一緒に鍛錬を行っていた菊川 竜二と藤原 静音が河本を祝福する。 「本

          1990年11月30日(金)