1989年10月23日（月）

【僧侶鍛錬場：大石　泰三・佐々木　雅美・村田　健・加藤　愛奈】
「うーん、結果的にそうなっているけど、別にこうなるように選考したわけではないわよ」
　本日も僧侶鍛錬場では朝から僧侶達が鍛錬を行なっている。ある程度鍛錬を行なった後、大石　泰三と佐々木　雅美、村田　健は一緒に休憩をしていたが、そこに加藤　愛奈が現れたので、大石が常々思っていた疑問を加藤に尋ね、このように回答された。大石の疑問とは僧侶のメンバーの回生の高さである。僧侶5人は5人中大石、佐々木、黒下　了、千場　恵梨の4人が3回生で、村田が2回生である。ちなみに罠解除士は3回生1人、2回生1人、1回生3人なので、明らかに僧侶の回生が高いのは事実である。
「たまたまなんですね。まあどうでもいいことですが、ちょっと気になったので聞いてみました。ありがとうございます」
　そう言って大石は腰を上げ、鍛錬場所へと歩いて行き、佐々木、村田も休憩を終え、鍛錬場所へと向かう。