愛しい小人さん
働いていたのは
小さな小人さんたちだよ
夜の誰もいない台所で
その小人さんたちは
洗い残した食器や鍋を
せっせと片付けてくれていたらしい
私がまだ若くて
子供たちが小さい頃
夕食のあとの
台所をそのままにして
子供たちと
寝てしまうと
家には決まって
小人さんたちが来てくれた
朝早く起きて
綺麗になった台所を見て
主人に聞くと
主人は決まって
小人さんたちがやってきて
せっせと働いてくれてましただ〜
と言うのだ
その頃
主人は仕事が忙しくて
一緒に夕食をとることがなかった
それなのに
そんなふうに言っていたのは
私に気を遣わせない
主人なりの
心遣いだったんだろうな
こちらの企画に参加しています💓
小牧さん、いつもお題をありがとうございます✨
どうぞよろしくお願いいたします😊🙏💞