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感情を大事にする

「感情的になるな」なんてネガティブな意味で使われることもありますが、個人的にはもっと感情を大事にしていくべきだと思っています。
それを他人にぶつけるというのは、また別の話なわけで。


たとえば怒りを感じたときに、怒鳴り散らかすのはやめた方がいいですけど、「私は怒りを感じている」というのを自分の中で認識することは大事だと思います。

「怒りを感じないようにしよう」「怒りを感じてはダメなんだ」とやってしまうことはないでしょうか。(私はそうでした)
そうすると、なんだか気持ち悪いモヤモヤしたものが自分の中に溜まっていってしまうような気がします。
そしてあれ自分の感情ってなんだっけ。
と自分の感情を忘れてしまうのではないですかね。


ひきこもっているとどうしても「こうしなきゃ」「こうなるべきだ」みたいな思考がぐるぐる頭の中を回っていて、「これがしたい」「これはしたくない」など感情で決めることが少なくなりませんか。

「働かなきゃ」「働かないと」という思考も大事かもしれませんが、「働きたくない」「何もしたくない」そういう感情もしっかり認めてあげるべきではないでしょうか。

「働かないと将来生活できなくなる」「お金がないと大変だ」そんなことは頭ではわかっているんですよ。
そういう正論を言われても、正直響いてこないことはありませんかね。

「あなたのことが好きだから頑張っている姿を見たい」とか、
逆に「あなたのことを面倒見るのはもう嫌だから早く一人暮らしをしてくれ」とはっきり言われた方が私はすっきり受け止められる気がします。


感情を大事にしつつ、理性的であるのが良いんじゃないでしょうか。
理性的であろうとするあまり、感情を消そうとしてしまうのは結構つらくなってしまうような気がします。



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樹ユウ
読んでいただきありがとうございます。