樹ユウ

中年ひきこもり男性。社会的ひきこもり。 日々思っていること、感じていることを書いていき…

樹ユウ

中年ひきこもり男性。社会的ひきこもり。 日々思っていること、感じていることを書いていきます。

最近の記事

遊び

きついことや苦しいことがある。 それでもやりたい、やらなければいけないことだったら、それ自体を「遊び」「ゲーム」だと思うのはどうだろうか。 遊びも少しの困難があった方が楽しいのは間違いない。少しの苦労もなく、楽にクリアできる遊びは何にも楽しくないだろう。そう考えれば少しは楽になるのではないか。 もちろん本当に嫌だ、楽しくない、きついということなら一度距離を置いてみるのも一つの手だと思う。本当にやらなければいけない、なんてことはかなり少ない。 自分がどう楽しめるか、そう工

    • 目標

      目標というと「何か」を目標として設定することが多いが、「状態」を目標に設定するのはどうだろうか。 おそらくだが、目標というと何かを成し遂げる、達成するために目標設定をしている人が多いだろう。もちろんそうでないと通用しない厳しい世界があるのも事実なんだろう。それでうまくいっているのなら何も問題はない。 例えば、「プロ野球選手になる」という目標を立てるとする。そのやり方だと、なれれば成功、なれないと失敗ということになる。もちろんその目標を目指す中で、成長することは多い。なれな

      • 才能

        何かをやり始めてうまくできないと、すぐに、才能がないと言ってしまう。 だが、その何かに対して、日本一才能がないのかというとおそらくそうではない。もちろん突出してうまいわけではない。人より少しできないぐらいを「才能がない」と言っている。 でも本当は、才能ということを考えるのはあんまり意味がない。 やりたいこと、やらなければならないことは才能がなくてもやるだろうし、やりたくないこと、やらなくてもいいことは才能があってもやらない。 もしかしたら「才能」という言葉を言い訳に使って

        • 怖い

          知らないことに挑戦したりするのに、怖いと思うことは当たり前だ。 だが、やってみると、案外大丈夫だということもある。勿論やっぱりダメだ、もっと怖いとなることもある。 つまりやってみなければわからない。だがやってみるのが怖いと思ってしまう。 いろんな人がいる。怖いと思っても、やってみようと思って動ける人もいれば、思えなくて動けなくなる人もいる。 ホラー映画を見たり、お化け屋敷に行ったり、わざわざ怖い思いを、お金を払って体験しに行く人もいる。 怖いという感情は人間にとって必要な

          気分の波

          気分に波があるのは当たり前だ。天気に左右される。そのときあった出来事によって左右される。 だから落ち込むときがあって良い。 生理現象のようなものだ。お腹が減って当たり前だ。トイレへ行きたくなるのは当たり前だ。 落ち込んだって、凹んだって、波なのだからまた戻ってくる。気分が良い時もあれば、悪い時もある。 すぐ落ち込む自分はダメなやつだ、と私は以前思っていた。 だが、そういう時もあると受け入れられるようになって、だいぶ楽になった。  もちろんプロとして働くときは話は変わってく

          気分の波

          長所や短所

          長所や短所は、時代や場所、捉え方によって変わってくる。 自分では短所だと思っていることが人には長所として捉えられていることは結構ある。どんなに客観的に自分をみようと思っても、それはほとんどかなわない気がする。結局自分のことはよくわからないものだ。 自分では神経質すぎることが短所だと思っているが、誰かには繊細な感性として長所として捉えられているかもしれない。 軍人になるのなら繊細すぎる感性は短所かもしれないが、詩人になった瞬間に繊細すぎる感性は長所となる。 自分のこんなとこ

          長所や短所

          忙しいのか暇なのか

          今の時代を生きている人たちに、「忙しいですか?暇ですか?」と聞いたら、ほとんどの人が「忙しい」と答える気がする。 なんでそんなに忙しいのだろうか。 駅のホームでかなり多くの人がスマホに熱中している。そんなに見ていたいものでもあるのだろうか。 有名人が何かをするとニュースになる。そしてみんな意見をいろんなところで言っている。首を突っ込む。 そんなに自分にとって大切なことなのだろうか。 「暇つぶし」といってゲームをやったり、動画をみたりする人も多いだろう。 暇をつぶせるほど

          忙しいのか暇なのか

          新しいことを学ぶ

          新しいことを学び始めると、脳と身体にものすごく負荷がかかる。ものすごく疲労がたまる。 だからこそゆっくり始める必要がある。無理をしすぎない。しっかり休もう。 そして、できなくても自分を責めない。みんな最初は素人だ。 なんだか全然うまくできない。そうやって落ち込む必要はない。できないのが当たり前だ。 それでも落ち込むのなら、もしかしたら自信過剰なのかもしれない。 新しいことを学ぶということは、人生にとって楽しみの一つである。 できないのが当たり前。そこから少しずつ上達してい

          新しいことを学ぶ

          将来役に立つ

          「将来役に立つから」 そう言われると急にやる気が削がれてしまう。 やろうとしていることの魅力が急になくなってしまう。 何というか、そういう打算的な考えだと、やっていること自体を楽しめなくなってしまう。 勿論そういう考えが大事なこともわかっている。でも、魅力的ではない。 子供の遊びが理想なのかもしれない。子供は遊んでいることが将来役に立つなんて思って遊んでいない。その遊び自体が楽しいから、遊んでいる。 大人から見ると、それの何が楽しいの?と思うようなことでも、必死に飽きるまで

          将来役に立つ

          フォロー、スキについて

          noteを書き始めて、3週間ほど経ちましたが、ここで一旦フォローとスキについて整理しておきたいと思います。 今フォローさせていただいている方のフォローは一旦外させていただきます。今フォローしている方はフォローバックしている方がほとんどなんですが、こちらが外したからそれならフォローを外すよ、という方がいても勿論構いません。 noteを書くなかで思ったんですが、最初はフォローしてくれてうれしい、スキしてくれてうれしいと思っていたんですが、なんかちょっと違うなと思ったんですね。

          フォロー、スキについて

          呪い

          某人気漫画ではないが、私たちは呪いをかけられている。 「運動」という呪いがかけられている。きつい、苦しい、暑苦しい、汗臭い、など「運動」という言葉を聞いた瞬間に嫌なイメージが湧いて、嫌な感情が湧いてくる。そして、運動したくない、運動が嫌いとなる。 「勉強」という呪いがかけられている。「勉強」と聞いた瞬間に、学生時代無理やりやらされた、聞きたくもない授業を聞いていた時間が思い出される。そして、勉強したくない、勉強が嫌いとなる。 ただ小さい頃を思い出すと、私たちは、本当は体を

          期待する

          期待せずに生きられたらどんなに楽だろうかと考える。自分にも他人にも。子供、パートナー、学校、会社、政治、等々、色々なところで期待している。 期待していたから裏切られたと感じる。だから裏切られたと感じたくないのなら、期待しなければ良いが、何度裏切られても、私たちは何度も期待してしまう。 自分に対しても何度期待を裏切られただろうか。 やると決めたことができない。人との約束が守れない。それでいて何かと言い訳してしまう。 いっそのことまったく期待しない生き方はどうだろうか。自分

          期待する

          うまくいかない

          「あー、もうなんでうまくいかないんだ!」とイライラしてしまうことがあります。 なぜイライラしてしまうのかと考えると、想定よりうまくいかないからイライラしてしまうのではないでしょうか。 なんかしらの基準があるわけですね。 ということは、基準を下げてしまえば良いわけです。 最初から、どうせうまくいくわけない、うまくいかないのが当たり前だと考えておけば、イライラしなくなるのではないでしょうか。 そもそも、すべてうまくできてしまうと、ものすごくつまらない気がします。 ゲームだ

          うまくいかない

          ポジティブ・ネガティブ

          世間一般では、ポジティブは良いこと、ネガティブは悪いこととされることが多いですが、その見方に疑問を持っています。 たとえば、ネガティブな見方が必要な場面ってありますよね。 人の命を預かる仕事をしているときは、「何か見落としはないか」「自分は間違えていないか」など、ネガティブな見方が必要ですよね。 そんな状況で、「まあ大丈夫大丈夫、いけるいける」とポジティブな見方をしていてはダメですよね。 つまり、ネガティブに考えた方が良い時もあるわけです。 それなのにネガティブは悪いこと

          ポジティブ・ネガティブ

          面倒くさい

          「面倒くさいなあ」と思うこと、結構ありますよね。 最近の若い人は「ダルッ」と言ったりしますね。 そこで「面倒くさい」ということを考えてみます。 たとえば、掃除を面倒くさいと感じる人は多いと思うんですよ。 風呂掃除やトイレ掃除、なんでもいいんですが、 ただ結果として掃除した場所が綺麗になるのはうれしいですよね。 そして、掃除をしている間も、ずっと嫌だと思いながらやっているかというと、そうではないんじゃないでしょうか。 手を動かして、綺麗になっていく過程を見るのも悪くないです

          面倒くさい

          我慢

          「今の人は我慢が足りない」とか言われますよね。 ひきこもりでいると、「仕事するには我慢が必要なんだ」と言われたりします。 嫌なものは嫌なんだよなあと思いながら、そういう話を聞くわけです。 そもそも我慢ができないというのは、そんなに悪いことなのかと考えるんですよ。 我慢せずに嫌なことを嫌といえるのは、素直で自分の意志が強いという見方もできます。 そもそもですけど、ただ単に嫌なことを耐え忍ぶというのは、ほとんどの人ができないのではないかと思います。 我慢ができるというのは、