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ペーパーバック完成!『日根野の王』(あと、ルビについて少し…)【歴史小説】

『日根野の王』のペーパーバック版が完成いたしまして、Amazon Kindleで絶賛発売中です!

あひゃ〜
グラデきれい

みなさまにもぜひこの手触りを味わってほしい〜

この写真を撮るために現地まで行きました

ところで…
実際に本を形にするうえで、一番苦労するところ。
それは何だと思いますか?

私の場合、実はルビ・・なんです。

作品の性質上、どうしても難しい読み方の漢字にルビを振る、という作業がかなり多くなります。
それをどこまで振るのか? 振らないのか? という問題がまず一つ。
振りすぎると紙面がうるさくなるのでは? という心配と、これはやっぱり初見で読むのは難しいよな…という判断のジレンマです。

さらには、電子書籍と紙の本では、適切な振り方が違ってくる。
もし見比べてもらえたらわかるかと思いますが、電子書籍とペーパーバックでは、漢字に対するルビの乗り方がちょっと違います。
みなさまのお手元の文庫本などを見てみても、普段何気なく読んでいるルビの振られ方が、その言葉の文字数と読み方によって、一つ一つ全然違うのがわかるはず。
その辺りの書式を自分なりに打ち立てて、こういう場合はこうする、と統一しておく必要がありました。
プレビュー上ではうまくいっていても、実際の紙面になるとおかしく感じられたり…
正直、何度も何度も出版と訂正を繰り返しました。

そうやってルビを振った上で、版型を決め、そこから文字がはみ出さないように調節するのもまた一苦労、二苦労…
つば九郎…(え?)

さまざまな苦労を経て、曲がりなりにも世に出すことができた二冊目の作品。

そんな『日根野の王』を、みなさま何卒よろしくお願いいたします!m(_ _)m

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大純はる
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