【旅日記】日根野駅〜大木コスモス園/失われた荘園を求めて①
少し前ですが、初秋の和泉・日根野のコスモス園へ行ってきました。
日根野駅のホームはめちゃ細長く、改札は一方の端にしかありません。
要するに、初見で間違えて反対側へ行ってしまうと、外へ出るまですごく歩かないといけない!ということです(←この人)。
かつての日根荘とは、遠く離れた京にいる摂関九条家の家領。
いわゆる荘園です。
九条家は公家の最高位に位置しながらも、武士と深く結託し、中世に型破りな人物をいくらか輩出しました。
古市と結んで一乗院・筒井の大和支配を覆そうとした大乗院門跡、経覚。
そして自邸内で家司筆頭の唐橋在数を斬殺し、ここ日根荘まで自ら下ってくることになった元関白、九条政基などです。
大量に花を摘み、持ち帰る人もたくさん。
最終日だからいいのかな…
「境界橋」というバス停の名前通り、恐らくは日根野村エリアと入山田村エリアの境となっているのがこの辺り。
さらに山奥へ進めば日根荘遺跡、火走神社などもありますが、時間がないため今回は断念(帰りも遠い…)
また来ます。
本数の少ないバスで駅の方へ戻り、慈眼院・日根神社へ…
つづく。
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