推してる人の数だけ沼がある
推しが何人かいる。ミュージシャン、俳優、アイドル。
それぞれみんな素敵で美しくて憧れる。
SNSを見ていると、「好き」って本当に多種多様だなと思う。
「見た目が好き」という人。
「才能が好き」という人。
どんなふうに好きになるかは、個人の自由。
どんなふうに応援するかも、個人の自由。
でもそれは、あくまでも個人で楽しむ時に限られるのかも。
新しい推しが出来ると、やっぱり最初はファンの人と繋がりたくなる。
でも想像してたのと大きく違う場合がある。
「えっ?あの人のファンって、こういうのが主流なの?」
と、驚くことも多い。
少し躊躇いながらも、頑張ってみる。
頑張ってみるけど。すぐ挫折。
結局「1人のほうが気楽でいいや」と、ほぼ繋がらずに、ひっそり。
時々、同じ推しのファンの人とやり取り出来れば、それで十分。
ひとつの界隈をとって見てみても。
大きな沼の中に多くの人がいて、一見「同じ沼」のようだけど実は違う。
A沼に100人いるとしたら、100個とも違う沼だ。
同じ人を好きでも、どう好きか、どこに魅力を感じるか。
それは1人1人、まったくの別物だと思う。
だから時間が経つにつれて「あれ?なんか違う」と、ズレが生じてくる。
ファンダム、界隈の在り方が全員が一致するなんて、夢のまた夢。
自分と考え方が合う人がいればいいけど、いないなら1人で自由に楽しむ。
どこかに属して大勢で応援しなきゃファンじゃないなんて、変な話だ。
私は推しを自由に好きに応援して楽しみたい。
「自分の沼」に誰も入ってきてほしくない。
これからも、このちっぽけな沼で泳ぎ回って楽しむぞ。