新作 『Genderless 雌蛇&女豹の遺伝子』 すいません!中断します。
この『Genderless 雌蛇&女豹の遺伝子』を現在まで31話書いて参りましたが、話が分散し説明調にもなり退屈な展開。
この話しをこれ以上続けるモチベーションが下がりました。
一旦、中断します。
思えば、雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ! 全20話は、
男と女、性別を超えた『異性』『異種』格闘技戦。女子と真剣勝負しなくてはならなくなった男の苦悩、葛藤を描きました。
女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ 全72話は、女子選手に敗れ帰らぬ人となった父のリベンジを誓った子どもたち(兄と妹)の成長物語。そして禁断の兄と妹によるシュートマッチ。
前2作には一貫したテーマがありました。
今回の新作『Genderless 雌蛇&女豹の遺伝子』はテーマが見つからぬままここまできてしまったようです。一応、「ジェンダー・レス」をテーマにしようと思いましたが、色々なエピソード(挿話)を絡めすぎてしまい、まとまりのないものになってしまいました。これを畳むのは難しい。話が説明調になってきたのもまずかったかな…。
この新作は雌蛇こと山吹望の立ち上げた女子格闘スクールNLFSのその後。
そんな格闘技ジェンダー・レスの他に、植松拓哉と鳩中敦の恋愛ジェンダー・レスも折り込みました。
それとは別に女豹こと堂島麻美が地方の女子校野球部監督になり、打倒男子チームから甲子園を目指す。それに、先々、麻美の兄である龍太の息子瞳太郎をどう絡ませていこうか?なんて考えていました。
瞳太郎が高校球児となり、麻美率いる女子校野球部の前に投手として立ちはだかる。
そこまで思い描いていたのですが…。
格闘技、恋愛、野球のジェンダー・レス。
この三つを一つの物語にしてまとめるには相当な長編になり無理があります。
分散しすぎですね? モチベーションが下がってきたので中断します。女子ファイターがチートになりすぎましたね?
毎回、楽しみに読んで下さった方は少ないと思いますが、中途半端になって申し訳ないです。その後の女王蜂植松あかね、スパイダー・ガール奧平美由紀の活躍は? 植松拓哉と鳩中敦の恋の行方は? 皆さんのご想像にお任せします。
尚、終了でなく中断としたのは、堂島麻美率いる女子校野球部が、甲子園を目指す物語をいつか書いてみたいと思っているからです。そして、その後のNLFS女子ファイターのことは、スピンオフ的に書くことがあるかもしれないからです。
次回作は自分の体験を元にした、女装子残酷物語?純愛物語?を純文学風に書いていけたらな、、、と思っております。
来週始めから新作『性の越境者マリア』を始めます。
よろしくお願いします。