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指導計画作成のヒント 月案7月

こんにちは。とさかまるです。

さて、保育士として行う業務に指導計画の作成があります。
年間指導計画に月案、週案など…。あげればキリがありません。
この指導計画の作成、得意な先生もいるかもしれませんが、慣れないうちはなかなか大変なんですよね…。かくいう僕も指導計画の作成に苦労している保育士の一人です。

丁寧に時間をかけて指導計画を作成できることが理想ではありますが、中々そうはいかない現実があることも確かですよね!?
それに!指導計画はあくまで計画!ここに時間をかけるよりも子どもたちとの時間に割きたくはありませんか!?!

と、いうことで。指導計画作成のヒントをこの記事にまとめたいと思います。僕がこれまで作成してきた指導案の内容です。細かいニュアンスを変えながら活用できるところはぜひ、ご活用ください!!
今回は月案 7月 (幼児)編です!!


養護(ねらい)

・水遊びや戸外遊びをした日はゆったりと過ごし十分に休息をとる。
・困ったことがあったら保育者に声をかけてもらい、安心感を持つ。
・水分をこまめに補給したり休息を十分にとったりして、健康に注意しながら元気に過ごす。
・ひとり一人の気持ちを穏やかに受け止めるようにして、子どもが安心して自分の思いを伝えられるようにする。
・子どもに熱中症について知らせ、夏の健康的な過ごし方について伝えることで自分から水分補給や休息をとっていけるようにする。
・自分の思いを友だちや保育者に受け止めてもらい、安心して過ごす。

養護(環境構成、援助)

・体力を消耗する活動が増えるため、疲れているときにはゆったりと過ごせる環境を整える。
・プール遊びが始まると、普段と生活の流れが変わるため、不安や戸惑いを覚える子どもには思いを受けとめながら安心できるように関わる。
・好きな時に水分補給をしたり休息をとれるようにしておく。
・保育者が温かい雰囲気作りをすることで子どもたちが安心して過ごすことができるようにする。
・熱中症についての話をして全員の子どもが十分に休息や水分補給がとれているか確認する。
・自分の気持ちを安心して伝えられるよう、話しやすい雰囲気作りをしていく。

健康(ねらい)

・水の中での身体の動かし方に慣れて、保育者や友だちと楽しさを共有する。
・水遊びやプール遊びなどを通して友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じる。
・自分の健康状態を知り、休息や水分補給などを適切に行う。

健康(環境構成、援助)

・プール遊びでは楽しみながら水に慣れることができるように遊び方を工夫していく。
・水遊びの為のおもちゃや用具をたくさん準備し遊ぶ場所にはできるだけ日光が当たらないようにする。
・身体に異変を感じたら保育者に伝えたり、顔色や様子をよく確認して細かい変化に気付けるようにしていく。

人間関係(ねらい)

・保育者に話を聞いてもらう嬉しさを十分に味わう。
・意見を伝え合うことの大切さや自分の気持ちを聞き入れてもらえた喜びを感じ、自分も相手の話に耳を傾けてみる。
・友だちと話し合って決定したり工夫したり相談したりしながら遊ぶ。

人間関係(環境構成、援助)

・登園や降園の際にはしっかりと目を見て挨拶をする姿勢を保育者が手本として見せる。
・子どもの話にじっくりと耳を傾ける時間や場所を設けるようにする。
・子ども同士の意見を大切にして解決していくために友達同士で意見が出しあえる環境を作るが、状況に応じて保育者も会話に入り仲介をしていく。

環境(ねらい)

・砂や泥に触れて感触を楽しみながら十分に遊ぶ。
・虫などに興味をもって友だちと協力して探したり捕ろうとしたりしてみる。
・夏ならではの遊びに興味関心を持ち、工夫して遊ぶ。

環境(環境構成、援助)

・夏の草花について知らせ、戸外遊びでの発見を楽しめるようにする。
・虫を捕る方法など、自分のやりたいことを実現することができる様に道具などを準備する。
・水遊びやプール遊びの際に危険なことしてはいけないことについて、子どもたちが自分で考えていけるような声掛けをする。

言葉(ねらい)

・友だちや保育者と言葉で思いを伝え合ったり、分かち合ったりすることを喜ぶ。
・相手に話や気持ちを最後まで聞こうとしたり、トラブルが起きたときには自分たちで話し合う経験をする。
・自分の言いたいことがわかるように話し、友だちの話にも関心を持つ。

言葉(環境構成、援助)

・子どもの語り掛けには応答的に反応し、話を聞いてもらう喜びから他者の話を聞く姿勢を育んでいく。
・気持ちが高ぶってしまわないよう声をかけたり、落ち着いて話ができる環境を作ったりなどの配慮を行う。
・どうしたら相手に伝わるのかを考える機会を作っていく。

表現(ねらい)

・水や泥、夏の草花などを使って遊びの中で自由に表現することを楽しむ。
・イメージしたものを身近にある素材から作ってみようとする中で楽しさを味わっていく。
・楽器を使って自由に奏でることを楽しむ。

表現(環境構成、援助)

・保育者も一緒に泥遊びや草花遊びを楽しみ、様々な遊びを伝えていく。
・子どもが表現したいイメージを大切にして、そのイメージを実現できるように援助する。
・楽しみながらメロディオンで演奏できるように工夫していく。

食育(ねらい)

・食事量に配慮してもらいながら、完食できた喜びを感じる。
・園で栽培した夏野菜の収穫を行い味わってみる。
・園で栽培している夏野菜の成長や収穫を楽しみ、旬の食材に対しての興味、関心を抱く。

食育(環境構成、援助)

・ひとり一人に合った食事量を配膳し、完食できた喜びを共有したり褒めたりして、次の自信につなげていく。
・夏野菜の観察を積極的に行い、夏野菜の収穫をより喜べるようにしていく。
・様々な食材に興味が持てるように名前を伝えたり、図鑑で調べられるようにする。

配慮すべき事項

・室温や湿度に気を付け、室内でも熱中症にならないようにこまめに水分補給をしていく。
・水遊びに加えて、プールの活動も始まるため子どもたちが安全に活動ができるように安全面に配慮して活動を行う。
・こまめな水分補給、休息を促し、熱中症にならないように予防する。

保護者支援、連携

・夏の感染症の予防に努めるとともに子どもの体調の変化に気付いたらすぐに知らせ、早めに対応してもらうようにする。
・汗を多くかく季節の為、着替えのしやすい服を多めに用意してもらう。
・プール遊びについて、活動内容や水着などの持ち物を伝えて必要な物の準備をしてもらう。
・汗をたくさんかくので着替えの衣服の有無を毎日確認してもらう。

職員との連携

・遊びの際には職員同士で声を掛け合い、全員の子どもが水分補給と休息を十分にとれているか確認をしあう。
・子ども一人一人の様子や情報などを職員同士で共有し、子どもや保育者が安心できるようにする。
・職員間で連携を取りながら、空調を保ったり水分の補給をこまめに行ったりして、健康に過ごせるようにする。
・職員間でプール遊びの際の役割分担や、流れについて事前に確認しあい、安全に遊ぶことができるようにする。
・子どもの様子に変化がないか、細かく伝え合うとともに、水分の補給と休息を十分にとって熱中症を予防する。

長時間保育

・保育者や友だちと安心した気持ちで楽しく過ごす。
・保護者への伝達事項や、その日の子どもの様子を担当者へとしっかりと伝えて伝え漏れがないようにする。
・友だちや保育者と一緒に遊び、安心して過ごせるようにする。


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