指導計画作成のヒント 月案6月
こんにちは。とさかまるです。
さて、保育士として行う業務に指導計画の作成があります。
年間指導計画に月案、週案など…。あげればキリがありません。
この指導計画の作成、得意な先生もいるかもしれませんが、慣れないうちはなかなか大変なんですよね…。かくいう僕も指導計画の作成に苦労している保育士の一人です。
丁寧に時間をかけて指導計画を作成できることが理想ではありますが、中々そうはいかない現実があることも確かですよね!?
それに!指導計画はあくまで計画!ここに時間をかけるよりも子どもたちとの時間に割きたくはありませんか!?!
と、いうことで。指導計画作成のヒントをこの記事にまとめたいと思います。僕がこれまで作成してきた指導案の内容です。細かいニュアンスを変えながら活用できるところはぜひ、ご活用ください!!
今回は月案 6月 (幼児)編です!!
養護(ねらい)
・こまめに水分補給をし、気温、湿度をこまめに調整することで快適に過ごせるようにしていく。
・保育者との信頼関係の下で、自分の思いを安心して表現する。
・園での生活の流れを知り、手洗いやうがいをなぜするのかを知ったうえで丁寧に行い、健康に過ごす。
・子どもの緊張感や羞恥心などを受けとめて丁寧にかかわる。
・気温、湿度など気候のことを伝えながら衣服の調節を自分でできるように促す。
・ひとり一人の気持ちを十分に受け止めて、安心して生活を送ることができるようにしていく。
養護(環境構成、援助)
・快適に過ごせる環境を作り、子どもたちの視診をこまめに行っていく。
・子どものサインに気付き、優しく言葉をかけて思いを受けとめていく。
・手洗い、うがいのやり方を水道の側に掲示して正しいやり方を意識できるようにしていく。
・集団遊びの際に参加したくない子には見学スペースを設けるなどの配慮を行う。
・快適に健康で過ごせるように室温、湿度などをこまめに確認するほか、消毒なども行い、保育室内を清潔に保つ。
・子どもが安心して自分の思いが表せるように保育者が子どもの思いや気づきに共感して温かい雰囲気作りを行う。
健康(ねらい)
・梅雨時期も元気に過ごす
・遊具の安全な使い方を知り、身体を動かすことを楽しむ。
・のびのびと身体を動かす心地よさを味わう。
健康(環境構成、援助)
・風通しを良くしたり、気温や湿度に応じて冷房や除湿を使ったりして、衛星に留意した環境を作る。
・公園についた際に、遊具の使い方やルール、約束についての確認をその都度行う。
・保育者も一緒に身体を動かし、心地よさを味わうことができるようにする。
人間関係(ねらい)
・保育者や友だちと過ごす中で自分の好きな遊びを十分に楽しむ。
・相手の思いに気付き、様々な思いがあることを知ることでルールに気が付いていく。
・当番活動などお友達と協力して行おうとする。
人間関係(環境構成、援助)
・遊具が濡れていると滑りやすく怪我につながってしまうため、雨上がりにはよく確認する。また必要に応じて遊具を拭いて水気をとる。
・相手が傷つく言葉を発した時その言葉の意味を一緒に考えてみたり相手の気持ちを自分と置き換えて考えてみるように伝えるなど様々な思いがあることを知ることができるようにする。
・話し合ったり、工夫しながら協力できるような声掛けをする。
環境(ねらい)
・梅雨の時期に現れる生き物を見たり、触ったりして興味や関心を広げる。
・雨の日に水たまりを触ってみたり観察したりしてみる。
・梅雨の自然を知り、天気の変化に興味を持つ。
環境(環境構成、援助)
・梅雨時期の自然物に興味を持てるように生き物を観察する機会を設ける。
・雨の日は雨水をためられる入れ物を用意するなど雨を遊びに取り入れて楽しむことができるようにする。
・季節や自然の絵本を用意して梅雨の時期を感じられるようにする。
言葉(ねらい)
・発見したことを保育者やお友達に言葉で伝える。
・言葉遊び(しりとり、伝言ゲーム、連想ゲーム)を楽しみ言葉の面白さを感じる。
・自らの思いや考えを相手に伝えたり、相手の思いに耳を傾けたりする。
言葉(環境構成、援助)
・気付きや発見、つぶやきに耳を傾けて共感する。
・少しの隙間時間にも言葉を使ったゲーム遊びを楽しむことができるようにしていく。
・安心して自分の思いや考えを伝えられるように寄り添っていく。
表現(ねらい)
・遊びの中で感じたことを自分なりに表現したりしようとする。
・みんなで一緒に歌うことの楽しさやすばらしさを感じる。
・身近な楽器や音楽に興味を持つ。
表現(環境構成、援助)
・恥ずかしがって歌うことを躊躇している児に対して保育者から雰囲気を作ったり、手本を見せたりする。
・子どもたちが楽しめる様に保育者が楽しい雰囲気作りをしていく。
・メロディオンでは丁寧に説明し、楽しんで行えるような雰囲気作りをする。
食育(ねらい)
・正しい姿勢で食事をとる。
・野菜の種や苗を植え、成長する様子を見て気付きを伝え合いながら世話をする。
・楽しみながら食事をする。
食育(環境構成、援助)
・保育者から良い例と悪い例を見せ自ら正しい姿勢に直そうと意識できるよう援助する。
・水やりの当番を決めたり、毎日成長の様子を確認する時間を設けることで子どもたちが栽培活動に意欲的に参加ができるようにしていく。
・食事の時間が楽しくなるような雰囲気作りや声掛けを行う。
配慮するべき事項
・運動遊びや室内遊びの際には周囲に危険なものがないかを確認し怪我のないように気を付ける。
・子ども同士のトラブルの際には様子を見守りつつ適切なタイミングで保育者が介入し、お互いの思いを伝え合い解決ができるようにしていく。
・梅雨時期の気温に留意し、快適に過ごせるようにする。
保護者支援、連携
・疲れが出やすい時期であることを話し子どもの体調を注意してみてもらうように伝える。
・戸外遊びが活発になり、汚れたり汗ばんだりするので着替えを多めに用意してもらう。
・汗ばんでくる季節なので、着替えを多めに用意してもらう。
職員との連携
・職員同士で声を掛け合い子どもたち全員が水分補給したり、休息をしっかりととることができるようにする。
・準備物が必要な遊びでは子どもを見る保育者、準備する保育者に分かれてスムーズに活動することができるようにする。
・写真などを用いて日々の子どもたちの様子を伝え合ったり、気付いた点をすぐに話し合うようにすることで職員同士で思いを共有しあいながら保育を行うことができるようにしていく。
・感染症の予防、対処など梅雨の時期の健康、衛星について職員同士で確認する。
・ひとり一人の子どもについて園での様子や保護者からの連絡事項の情報の共有などを行っていく。
長時間保育
・保育者や友だちと安心した気持ちで落ち着いて過ごす。
・好きな玩具や遊びを見つけて落ち着いて過ごす。
・保育者やお友達と一緒に遊び、安心して過ごせるようにする。