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年間指導計画作成のヒントpart2

こんにちは。とさかまるです。

さて、保育士として行う業務に指導計画の作成があります。
年間指導計画に月案、週案など…。あげればキリがありません。
この指導計画の作成、得意な先生もいるかもしれませんが、慣れないうちはなかなか大変なんですよね…。かくいう僕も指導計画の作成に苦労している保育士の一人です。

丁寧に時間をかけて指導計画を作成できることが理想ではありますが、中々そうはいかない現実があることも確かですよね!?
それに!指導計画はあくまで計画!ここに時間をかけるよりも子どもたちとの時間に割きたくはありませんか!?!

と、いうことで。指導計画作成のヒントをこの記事にまとめたいと思います。僕がこれまで作成してきた指導案の内容です。細かいニュアンスを変えながら活用できるところはぜひ、ご活用ください!!
ものすごくたくさんの量になってしまうのでいくつかに分けてご紹介します。
今回は年間指導計画 幼児 編です。

Ⅰ期(4~6月)


予想される子どもの姿

・新しい環境にも少しずつ慣れ、好きな遊びや安心する場所を見つけて過ごす。
・戸外では自然に触れて好きな遊びを楽しむ。
・新しい環境に少しずつ慣れ、のびのびと遊ぶ。
・草花や昆虫に興味を持ち、探索活動をする。
・5歳児として生活に意欲や期待をもって活動している反面、緊張や不安もみられる。

期のねらい

・新しい環境に慣れ、好きな遊びを見つけて楽しむ。
・春の遊びを十分に楽しむ。
・新しい環境に慣れ、意欲的に活動に取り組む中で好きな遊びを保育者や友だちと楽しむ。
・5歳児としての自覚を持ち生活に必要な決まりを守り、日々の活動を楽しむ。
・文字に興味を持ち、遊びに使って楽しむ。

養護(生命の保持)

・危険なものについての約束事を伝えて安全に生活ができるようにする。
・生活習慣を身に着けられるように関わっていく。
・新しい環境の下で生活の仕方がわかり、自分でしようとする。

養護(情緒の安定)

・子どもたちが安全に過ごせるよう一人一人の気持ちを受けとめていく。
・生活や遊びの中で安心してのびのびと保育者と関わっていけるように援助をする。
・ひとり一人の状態を把握し、新しい生活に慣れて安定して過ごせるようにする。

健康

・戸外で身体を動かして春の心地よさを感じる。
・遊具や用具の安全な使い方を知り、身体を動かして遊ぶ。
・新しい生活の仕方を知り、自分たちで生活の場を整えながら見通しをもって行動する。

人間関係

・保育者や友だちに挨拶をしたり話しかけたりして親しみを持つ。
・友だちといることの喜びや楽しさを感じながら一緒に遊ぶ。
・異年齢児に優しく接して親しむ。

環境

・春の草花を探索し、色や形などに気付いたり感じたりして楽しむ。
・生活のリズムや流れがわかり、自分から行動しようとする。
・身近な動植物に親しみ、触れたり世話をしたりする。

言葉

・元気に挨拶を交わす心地よさを知る。
・生活や遊びの中で必要なことを言葉で伝え、友だちの話を聞こうとする。
・保育者や友だちの話をよく聞き、内容を理解する。

表現

・生活の中で様々な音、色、形などに気付いたり感じたりして楽しむ。
・様々な素材や用具を使ってのびのびと書いたり、つくったりする。
・歌いながら身体表現を楽しむ。

環境構成

・落ち着いて生活ができるようにゆったりとした時間を設定する。
・担任が変わるので職員同士で十分に話し合って引継ぎをし、一人一人安心して過ごせる環境を作る。

保育者の援助

・ひとり一人の特徴や発達、困っていることを理解し援助する。
・ひとり一人の個性を大事にしながら丁寧にかかわる。
・児の癖や性格を理解し、ここに合わせた言葉がけをする。
・ルールを守ることの大切さを知らせていく。
・文字の理解の個人差に配慮し、個別に対応をしていく。

食育

・他児と一緒に食事をとる楽しさを知る。
・食事の仕方やマナーを知り、身に着けていく。
・三角食べを意識してバランスよく食べる。

子どもの姿

・新しい環境にもすぐに慣れ、笑顔で登園しており、幼児クラスになったことに嬉しい気持ちを持ち意欲的に身のまわりのことに取り組んでいる。
・新しい環境にも少しずつ慣れ他児を誘い合いのびのびと身体を動かしている。
・保育者や友だちと会話を楽しみながら過ごしている。
・新しい環境にすぐに慣れ年長児クラスとして自信をもって日々を過ごしている。新しい活動に楽しんで取り組んでいる。


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