あなたの知っているわたし
あなたの知っているわたしはあなたに見せたいわたし。ほんの少し、わたしの上澄みだけ。
見て欲しいところだけ、見せていい部分だけ。
だからわたしからはあなたのことを聞かないし、知っているのはあなたが話してくれたことだけ。
あなたは自分に興味がないのって笑うけれどそれで十分。多くを知ってしまったら引き返せなくなるのがわかっているから。
さばけたフリをして先のない関係に何をそんなに求めるの、お互いに家庭を捨てる気はないでしょうって、だから短くても終わりがあるならそれまで楽しもうって言