入社式を終えると次の採用準備が始まる
新社会人の皆様おめでとうございます。不安もあるとは思いますが、周りにサポートしてもらえる時期でもありますので、失敗を恐れずチャレンジしていってください。
そして入社式が終わると会社は次の採用に向かって動き出します。そこで今回の内容はソフトスキルではなく、採用面接にも携わる立場から採用の現場で感じることについてです。
悩み多き美容就活生へ
とにかく色々見に行ってみよう
美容学生の皆さんはある程度はお店で働いている自分を想像したことがあるのではないでしょうか?でも、実際どういうことがやりたいのか具体的にと言われると明確でなかったり迷ったり…
この時期は大いに悩むのも大切ですが、まずは色々見てほしいです。サロン説明会や見学、客の立場も含めて色々見たうえで自分がどんな美容師になりたいかを具体的にすることで就職先に求める条件も見えてくると思います。
何がやりたいかが明確になってきたらあとはできるだけワクワクするほうへ進んでいってください。僕自身が感覚派の人間だから余計に思うのかもしれませんが、ワクワクは大事です。
サロンを選ぶときに意識すること
どんな仕事をして生きていきたいかというと難しく感じるかもしれませんが、ヘアショーやファッションショーの裏側で仕事がしてみたいと思っているのにお給料が良いからと地域密着のお店に就職したらファッションショーまでの道のりは険しいですよね。
あるいは着付けの勉強を極めたいと思っているのにオシャレだからと都心のお店に入ってしまうと、着付けができる機会になかなか恵まれません。
このような状態は本人にとってもお店側にとっても不幸です。もちろん働いているうちに違うことに興味が出てきてということはありますが、自分からうどん屋さんに入っておいて第一声が「焼肉食べたい」はうどん屋からすると困惑しかありません。
採用はご縁なので必ずしも自分が入りたいお店に入れるわけではありません。ですが、ここだけは譲れないという点を明確にしておかないと採用されることも働き続けることも難しくなってしまいます。
採用の現場で思う事
ここからは僕の会社に限った話になりますが、面接に立ち会っていると自分のやりたい事とTONI&GUYの目指すものがリンクしていないという事が多いように感じます。
数ある美容室の中でも比較的特色がわかりやすい会社なので、迎える側としてはその特色を理解したうえで同じ方向を目指して行きたいという人が来ているという前提です。
ですが、業界で比較的手堅い老舗であるイメージや立地などで選んでいるのでは?と感じることもしばしばあります。
働くうえで条件を無視しろとまでは言いませんが、やりたいことを無視して働いてもやりがいは感じないのではないでしょうか。
面接官として個人的に見ているところ
僕が面接官として重視しているところは2つあります。
目標や理想の自分を具体的にイメージできているか
今までの人生でどんな役割・経験をしてきたか
1の目標や理想の自分を具体的にイメージできているかは、それが無いと一緒に働くイメージができないからです。もちろん完璧な目標や理想像を求めているわけではなく、きちんと自分で考えたビジョンがあるかどうかということです。そこがあまりにも曖昧だと僕は一緒に働くイメージをするのが難しいように感じてしまいます。
2の今までの人生でどんな役割・経験をしてきたかに関しては、何かのリーダー(部長、生徒会長など)に就いたことがあるか、長く打ち込んでいたもの(習い事、スポーツなど)があるかです。
そういうところから人となりが見えてきますし、意外な一面が見えるのも面白いですよね。とはいえそういうものが無い人が駄目ということではありません。チャレンジすることが好きかどうか、物事に楽しく取り組もうという気持ちがあるかどうかが大事だと思います。
まとめ
面接官という立場からだと何だか色々えらそうに言っているように見えるかもしれませんが、まずは弊社を受けようと思ってくれたことありがとうございます。
そして最終的には結局「準備」「熱意」に勝るものはないかなと思っているので、難しく考えずシンプルに自分の中にある熱意を伝えてほしいです。
就活生の皆さん、初めて働くサロンはとても重要なファーストキャリアとなり自分の基準となります!
是非頑張って下さい!!
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