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【平安ど素人】の私が大河ドラマ【光る君へ】を完走
2024年大河ドラマ光る君へ 12月14日に最終回を見終わって
うーん完走した!🌠といった満足感です。
紫式部、平安貴族、吉高由里子、柄本佑、ふーん???
どのワードもあまりピンとこなくて(失礼!汗)
面白いのかな??といった、やや引きぎみの感で見始めた初回放送でしたが
回を重ねてこんなにもはまって、録画しながらも
ほぼリアタイで毎週日曜日のお楽しみになるとは思わなかったなー。
どのドラマもみた後で、SNSや動画で他の皆様の感想や、考察をみるのですが
今回光る君へはそのSNSと動画が、平安時代も古典にも音痴な私のガイド的な役割をしてくれて
例えば「鳥を追いかけて行って三郎と出会うのは源氏物語の若紫エピソードのオマージュである」
「来週はいよいよ香炉峯の雪」などととSNS上でもりあがっているのをみて
何々??若紫ってどんなエピソード??「香炉峯の雪」とは??言った具合に、恥ずかしながら
源氏物語も枕草子もスルーして生きてきた私は
そこから紐解きなんですよ、解説動画をみたり、Wikipediaで調べたり、「あさきゆめみし」をめちゃコミックで読んだり
そうして見識のある方々のSNSや解説にもおおいに助けたいただいて、平安の世や古典、和歌に興味を持ち、私なりに毎回ドラマへの理解と感心を深めつつ、とても楽しませてもらえた一年でした。
たくさんの場面で俳優さんの演技に感心したり、美しい衣装や演出等ににため息したりしましたが
一番はうっとりとしたのは塩野瑛久さん高畑充希さんが演じた一条天皇と定子さまですね✨
ハイクオリティなビジュアルと優雅さに引き込まれました。
ワンカットづつ、額にいれて鑑賞したいぐらいです。
はじめて定子さまと対面したときの【ききょう(清少納言)】がその美しさと気高いオーラに圧倒されて、一瞬ぽかぁーんとするんですが、わかりますわそのお気持ち。
それにこの定子さまは声も美しかった「定子である」「せい・しょうなごん いまよりそなたをせい・しょうなごんと呼ぼう」とおっしゃられた(笑、突然の敬語)定子さまは素敵すぎでした。
枕草子を朗読したシーンも、あの鈴が鳴るような美声が効いていました。
一条天皇は、定子さまをなくされたあと、彰子さまへ最初にお渡りになる時、途中雪をみて定子さまを胸のなかで思い出されたと思われるシーンにぎゅーーーーんといたしました
「儚くせつない」を視覚ではっきりとみせていただけたこのシーンもですが、光る君へは無駄にナレーションやセリフがないことで俳優さんの巧みな表情の演技から見る側にゆだねられることが多く
ここでもSNSの考察や感想がポイントになり
人それぞれ受け止めかたが違うのでドラマ終了後に皆さんの投稿をみて、「そういった捉えかたもあるのかぁ」と感心するのがまた楽しく、リピートしてみたり二度も三度も楽しめるドラマでした。
音楽も独特で、「えっ?ここエレキギターで来る?」とかたまにトンチキな感じが新鮮だったりしたこともアクセント。
戦国時代や明治維新と比較すると知れわたった有名な見せ場エピソードが少ないように思えて
盛り上がるポイントあるかなー??と思った
今回の平安貴族大河ドラマでしたが
紫式式部、藤原道長をはじめ 登場人物ひとり、ひとりの生きざまや個性が十分に際立って、【平安ど素人】の私でも1000年前の時代に想像をめぐらすことができた素敵なドラマだったと思います。
まひろの弟惟規は史実のとおり早逝してしまい残念でしたが、父上、いと、乙丸は最終回まで出てくれて良かったー!
乙丸に至っては、最後の旅までお供して。
私にも乙丸がいて欲しーい!と切に思います。
まひろを「藤式部」と命名した大先輩女房の
宮の宣旨様も大好きでした。
「よく働いた早く休もう」名言でしたね。
ありがとう2024大河ドラマ
もう私の中の紫式部は吉高由里子さんで、藤原道長は柄本佑さんで・・・・大河ドラマってこうなっちゃうんです。
さあ!来年の「べらぼう」はいかがですかねー? 楽しみにしています。