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タスキホールディングス(166A)を400株新規購入

■ 投資概要
• 購入日:2025年1月27日
• 購入数量:400株
• 購入単価:664円
• 購入金額:265,600円

今回購入したのは、不動産関連の「タスキホールディングス(証券コード:166A)」です。不動産業は、景気や金利の影響を受けやすい反面、高配当や安定収益が期待できる銘柄も多い業種です。


■ 購入の背景と理由


1. 累進配当銘柄で配当利回り5%

タスキホールディングスは“累進配当銘柄”の一つとされています。累進配当とは「配当金を減らさず、むしろ増やしていくことを目指す方針」のこと。現時点で配当利回りが約5%と高水準なのは大きな魅力です。
ただし、タスキに長期的な配当維持の実績が豊富にあるわけではなく、実際に減配しないかどうかは未知数です。したがって、「高配当が維持されるか」に注目しながら投資する必要があります。


2. 株価下落の原因が“業績悪化”ではない

タスキの株価は下落局面にありますが、これは事業の不振が原因ではなく「株式の希薄化」に伴うもの。新株発行などで株数が増えると、1株当たりの価値が薄まります。その結果、短期的に株価が下がりやすい傾向がありますが、裏を返せば「企業の利益自体が急減しているわけではない」というのはポジティブなポイントだと思います。

3. ポートフォリオのリスク分散

私の投資ポートフォリオには、同じ不動産業の「ヒューリック(3003)」を既に保有しています。ただ、不動産セクターの割合がまだ高くなかったため、より分散を図る目的でタスキを追加しました。業種やセクターの分散は、1銘柄への依存を下げ、相場変動のリスクをコントロールするうえで重要と考えています。

4. 長期スタンスでの投資

タスキは現在注目度が高い銘柄のため、今後も株価変動が激しくなる可能性があります。しかし、私は「減配しない限りホールドする」という長期目線のスタンスのため短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、配当収益を得ながら企業の成長を見守りたいと思っています。

5. MSワラント実施の影響を理解

タスキは「MSワラント(行使価格修正条項付き新株予約権)」を発行しています。これは株式の希薄化を伴うため、一般的に株価が低迷しやすい要因です。購入後、含み損を抱える期間が長くなるかもしれませんが、配当を主目的とした長期投資である以上、この点は織り込みしているつもりです。

■ 投資方針と今後の見通し


• 配当方針の動向を注視

「累進配当」を謳っているものの、本当に減配しないかは今後の業績や市場環境次第です。四半期ごとの決算発表や会社のIR(投資家向け情報)をチェックし、方針に変化がないかを注視していくつもりです。

• ポートフォリオ管理の徹底

不動産セクターに偏りすぎないよう、他のセクターとのバランスを見ながら投資判断を行います。あくまで「ヒューリック」「タスキ」以外にも魅力的な銘柄があれば常に情報収集し、柔軟にポートフォリオを組み替える方針です。

■ まとめ


今回のタスキホールディングス購入は、
1. 累進配当かつ高配当利回り
2. 業績面では大きなマイナス材料がない
3. ポートフォリオ分散効果
などを理由とした長期投資です。株式の希薄化が続く間は株価が低迷しやすい点に注意が必要ですが、高配当が維持されれば、配当収益を得ながら株価の回復を待つことができます。


免責事項: 本記事は、個人的な見解であり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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