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日本電信電話(9432)からの配当金について

今回は、私が保有している日本電信電話(NTT)から11月29日に配当金が振り込まれたので、その内容を振り返り、同社の特徴や配当実績についてまとめました。


1. 配当金の内容


日本電信電話は、国内の通信業界をリードする企業であり、安定した配当を続けている銘柄です。今回の配当金は以下の通りです。
• 1株あたりの配当金: 2.6円(半期分)
• 所持株数: 5,000株
• 税引前の配当金合計: 13,000円
• 税引後の受取金額: 10,360円
• 通期配当予定: 5.2円

累計の税引後配当金は80,887円となり、これまでの長期保有で安定した収益を得ることができています。

2. 日本電信電話の特徴


日本電信電話は、累進配当を公表していないものの、過去25年以上にわたる実績を見ると、ほぼ累進配当銘柄と言えるほど安定的かつ増加傾向の配当を実施しています。具体的な指標としてDOE(自己資本配当率)や下限配当は掲げていませんが、これまでの実績が信頼につながっています。

【2024年度第2四半期決算について】より参照


また、同社のネットキャッシュはマイナスであり、負債が多い状況です。しかし、大型株であるため、この点は特段大きな懸念事項とは考えていません。

3. 配当実績と累計収益


これまで日本電信電話から受け取った累計配当金(税引後)は80,887円に達しました。長期保有の魅力は、定期的に得られる配当金が積み重なり、安定した収益源となる点にあります。

特に、通信業は景気に左右されにくい安定的な事業構造を持つため、長期保有に適した銘柄として評価できます。

4. 今後の投資方針と展望


現時点では、日本電信電話の株を引き続き保有する方針です。累進配当を正式に宣言しているわけではありませんが、長期的な増配傾向を維持している点は株主として安心感を与えてくれます。

ただし、通信業界では価格競争や規制の影響があるため、業績や配当政策の変化には引き続き注意が必要です。また、ネットキャッシュがマイナスの状況にあるため、資金調達の動向や事業投資の効率性にも注目していきたいと思います。

5. まとめ


日本電信電話は、安定した配当実績を誇る通信業界の優良株です。今回の配当金を含め、これまで累計で80,887円(税引後)を受け取っており、長期投資の魅力を再認識しました。

これからも、業績推移や配当方針の変化を注視しつつ、長期的な視点で日本電信電話を保有していきたいと思います。

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