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自分を受け入れる旅:男の子✖️Mの子にとって恋愛はなぜ難しいか?(往復書簡)その8


私の内に宿るMの子へ

この手紙を読んでいる時、君はどのように過ごしていますか?
つまらない戯言を書いてしまいましたね。
たまには格好つけてみたくなったのです。
せっかくの往復書簡ですからね。

さて本題に入りましょう。
恋愛と性愛どちらが困難か?
私が提示した問いでした。
貴方は、その問いを二項対立で捉えるものではないと述べていましたね。
それについて答えるのであれば、貴方の言う通り二項対立ではないと思いました。

私自身も恋愛と性愛を二項対立として考えるよりも、恋愛と性愛の関係を段階的に捉えていたのだと思います。
私は前の手紙で恋愛を経ないと性愛には辿り着かないと述べました。
それは考え方としては、やはり段階的なのです。

そして、貴方も私の考え方に同意を示してくれました。
恋愛を経ないと性愛に辿り着かないということについて。

ここまでは見解はどうやら一致するようですが、ここから少しづつずれていくように思えます。
貴方は、男性の役割を果たしたとして、僕らの求める性愛はあるのか?と問いを投げかけてくれました。
貴方の言いたいことはわかります。
ただ、そうしなければ、性愛には辿り着けないというのが私たちの現実なのです。
世の中は需要と供給で成り立ってます。

恋愛において男性が果たすべき役割、例えば女性をリードする、積極的に相手を誘う、ちゃんといいお店を予約する、デートプランを考える。このように主導権を握れる男性こそが多くの女性に求められる男性なのです。

そのことは貴方自身もよくわかっているはずです。
今回の手紙には、男の子でMの子には需要がないと書いてあります。
そう需要がないのです。
需要がないなら、需要ない自分を嘆いていても仕方ないでしょう。
それも貴方の手紙に書いてありますね。

ではどうするべきか?
それは需要ない自分のことは捨てて、ニーズに合った自分に作り変えることです。
それが恋愛のフェーズを突破する方法です。

今回はここまでにしておきましょう。
お返事楽しみに待っています。

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