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生きる事を放棄しないで、と思うのは綺麗事ですか?

君がどう思って、この世とお別れしたのか。

それは私には分からないし、分かってしまったら追い掛けてしまいそうで。

そういう思いを持つ人達の気持ちを知るのも怖かった。 

何で気がつなかったの?
誰かに聞かれたら、自分を責めてしまう。
本当に普段通りに見えていていた。
今思えばいおかしな所はあったかもしれない。
考え始まると止まらない。
動悸が止まらない。

だから、考えるだけ考えて。
今は君が何の束縛も苦しさもない世界で、自由を得られたのだと思う事にした。

だって、過去は変えられないのだから。

しばらくの間、考えない事にした。

でも最後の姿だけは、忘れられない。
あんなに衝撃的な姿はない。

もしも、今、自分で自分に手をかけようとしてる人がいたら。
お願いだから、そんな姿を誰かに見せるのはやめて欲しい。

でも、本当に苦しくて、どうしようもない状況を私がどうにか出来るわけでもない。

何でこんなに苦しい世の中になってしまったのだろうか。

「生きてれば良いこともあるよ。」
こんな言葉は、何の意味も無い。

ママがそう思ってきたから。 
耐えるのも大変だよね。

自分でも、何で今生きてるのか不思議なのだから。

君との生活は楽しかった。
幸せだった。
でも、君はずっと苦しかったんだよね。

ママも苦しいよ。悲しいよ。寂しいよ。

だから、どうして?はもう考えない。
だから君も安心して、そちらの世界で幸せでいて欲しい。
それだけを願っているよ。

どこかの君は、大切にしてくれる人はいるのかな?
出来れば話をしてあげて。
苦しいんだって、ちゃんと言ってみて。
それからでも遅くないと思うんだよ。

人生はすぐ終わらせられると、私は知ってしまったから。
話をしてからでも良いじゃない?
少しだけ、そっちに勇気を向けてみて。

綺麗事なのかな。
でも、残された人がこうやって苦しむ事も少しだけ知って欲しいんだ。

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