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60代後半思い失語症の夫の日常〜妻のつぶやき6

すっかり9月に入ってしまいました。
まだまだ残暑で暑い日々を過ごしています。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今回はですます体でお送りします。

さて8月のお盆頃に2人の子どもたちが時期を合わせて帰省してきました。
久しぶりの家族4人が揃い、嬉しかった反面、普段2人分の食事しか作っていない私はなかなか大変でした。
昔は普通に4人分作っていたのにね。
なので、今回はテイクアウトを利用したりとすっかり散財して何とか1週間乗り切った次第です💦

夫はというと
やはり子どもたちが帰ってきたので、
うれしい表情満載でした。
でも次第にイライラすることが多くなりました。
子どもたちにというよりもたぶん私に怒っている感じがしました。
ソファーで私が隣に座ると私に何やら話しかけてくるのですが、それが何のことかわからずにいると「もういい!」と言って、早く寝てしまうこともありました。
いつもよりも不機嫌で怒ることが多い💢

子どもたちが帰ってからよく考えてみると、
いつもは2人揃って帰省することはなく、1人ずつだったので、私がご飯支度などで忙しい時は夫がいるソファーの隣に子どもが座り、一緒にテレビを観て楽しんでいることが多かったのです。
でも今回は子どもたち同士も会うのが久しぶりで、私と話すか、私が忙しい時は子ども同士で話すことが多く、夫が取り残されることが多かったような気がします。
ふと見ると私たち3人が盛り上がり、
夫がポツンといるような。
笑顔がない夫の姿。

きっと寂しかったのだと思います。

自分から子どもたちに話しかけることはなく、気になることは私に言ってくる。
その私が夫の気持ちを汲めなかったので、
イライラしたのでしょう。

子どもたちもお父さんともう少しコミュニケーションを取れればよかったのですが、
きょうだい同士で話が盛り上がりすぎて。

今回はいろいろと考えさせられる帰省になりました。

2人が帰ってしまったら、あまりイライラせずに私に話しかけてきて、いつもの夫に戻ったようでした。

夫はいつも子どもたちのことを心配しています。
子どもたちがいても話しかけることができず(話したいんだけど、言っていることが伝わらないと思っている)、イライラしたんだなあと思います。

話したいことが話せない、
伝わらないのはつらい。


さて、次は散歩の話です。
帰省中は毎日続いていたお散歩はお休みしていたので、子どもたちが帰ったあと、また散歩を再開しました。

まず久しぶりの1日目。
私の足がつりました❗️
急に歩いたので脚がびっくりしたんですね。
歩くのを継続する大切さを感じました。

夫は2日間は普通に歩いていたのですが、
その後2日間雨で歩けなかった時のこと。
ひたすら寝ていました。
ソファーでもベットにいってまでも。
起きるのはトイレとご飯を食べる時と少しのテレビを見る時だけ。
具合が悪いのかと思うくらいでした。

そうしたらすっかり歩けなくなりました。

左の腰はいつも痛いのですが、
腰と脚が痛くて20歩歩いては立ち止まり、
20歩歩いては立ち止まり。
その日は何とかその辺を一周して帰ってきました。
そういうことを2日間。

家の中でトイレに行ったりはできるのですが、
外で歩くことが難しい。

そこでいつも行っている整骨院に行ったのですが、夫の身体が硬くなりすぎて、とっても1時間ではほぐせないとぼやく先生。
見てるといつもよりも軽めに施術しているのがわかります。
先生いわく、とにかく体を動かすのは大切!と言って、体を揺らすだけでもいいと言って揺らす方法などを教えてもらいました。

次の日はやはり歩くのは変わらずで、先生に教えてもらった揺らす体操をしたり、からだをほぐしたりしました。
それもやりながら、この頃は暑いので買い物に誘わなかったのですが、必ず誘って家で寝せないようにして歩かせるようにしました。

その甲斐もあって、ようやく何とか歩けるようになり、散歩ができるようになりました。
よかったー!

ところがすっかり良くなったわけではなく、まだ足が痛いと言いながら、休み休み歩いていますが、距離はけっこう歩けるようになりました。

よくお年寄りが入院したら、歩けなくなるというような話を聞いたことがありますが、本当だなと思いました。

歩けなくなると体を動かせないので、夫の場合血流のめぐりが悪いので、気をつけていかなければなりません。

歩ける現在を大切にしなければ。
今年歩けても来年歩けるとは限らないですものね。
今を大切にしていきます!

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