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愛しのバレンタイン

お正月が終わり、節分の「恵方巻」の宣伝が始まる頃
近くのお店では同時に「バレンタイン」という
色賑やかなポップが、並び始めます

ハロウィンよりずっと前に、バレンタインの習慣は
日常化されたような気がします

私が中学生の頃は、誰に渡すとか、誰から貰うとか
何処に買いに行って、どうやって渡すとか・・・
本来の「告白する」という目的より先に
女子トークで盛り上がり、当日は案外まわりの
「本当に勇気ある女子」を見て、終わりを告げる・・・
そんなパターンが繰り返されたような記憶があります

「想いを告げる」には、確かにきっかけがあると助かります
日本人はとてもシャイだから、なおさらのこと。

私は完全な妄想派でしたので
告げなくても頭の中で、ハッピーエンドになれて
はたまた恋を失う処まで妄想するので
はからずも恋が始まったとしても
その時点で「完結疲れ」が、やって来ると言う・・・
厄介で省エネなタイプでした。

この年齢になるまでに、バレンタインと言えども
様々な形と思、惑のチョコを見て来た気がします

俗に言う義理チョコあり、友チョコあり…
自分にご褒美のチョコは素敵です!
ちょっとしたやりとりで、職場の人間関係はスムースに回っていく…
それも実際、本当の事だとは思いますが
やはりチョコのやり取りが、ストレスになっては
せっかくのチョコに申し訳ない気がします
誰かと誰かの橋渡しになるはずのチョコなのに
誰かと誰かの忖度の加減に使われては可哀想な気もします。

そう言えば職場の女子が何人か集まって1つのチョコを買い
1人の人にお渡しして
何故かやっぱりホワイトデーは
それぞれに分けられてお返しが戻ってくる…
これを密かに私は「投資チョコ」と呼んでました
私はやった事が無いのですが
主人はそんなパターンで頂いて
よくホワイトデーに、ブツブツ言いながら「お返し」を購入していました。

🌿🌿🌿🌿🌿

人のぬくもりが感じられる物や、作品は素敵ですね
お金の価値のある無しに関わらず
少しの愛おしさが、その根底に流れるような
所作や行いや、言葉や、やり取りがすきです。

とても曖昧ですが
四角く形どられ、万人が称賛するような
ツンと上を向く立派な台詞や、プレゼントは
何となく自分には合わない気がして
これまで選んで来なかったと思います。

今まで、しっかりしたライフプランは無かったけど
自分の好きな体感温度は
食べ物にも洋服にも雑貨にもありました
だからずっとプレゼントも
そんな感覚で選んで来たと思います

さて今年のバレンタイン
ダイエット中の主人には
ささやかな日本酒のアテでも作りましょう🍶



ギャラリーからお借りしたのは
大好きな「hohoさん」の作品です🌸ありがとうございました





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