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第96回アカデミー賞受賞予想第2弾!

第96回アカデミー賞受賞予想第2弾!

現地時間3月10日に迫った第96回アカデミー賞の受賞予想の第2弾。今回は助演女優賞と作曲賞、歌曲賞、長編アニメーション賞、短編アニメーション賞です。

助演女優賞
・ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

【ひとこと】今年の助演女優賞は、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフの独壇場だった。映画界で徐々に存在感を強めてきた彼女がアレクサンダー・ペイン監督のもとで、主演ポール・ジアマッティと新人ドミニク・セッサと共に強力なトライアングルを作り上げる。学校の料理人メアリーとして優しさと哀しみを同居させたパフォーマンスは観るものの心をガッチリ捉えた。批評家賞から俳優組合賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞まで総なめにし、オスカーにも王手をかけている。他候補者はノーチャンス。リラックスして授賞式を楽しんでください。

作曲賞
・オッペンハイマー

【ひとこと】前哨戦でも手堅く受賞を続けている次世代の天才ルドウィグ・ゴランソンが「ブラックパンサー」に続き二度目の受賞を果たすと予想。対抗を選ぶとしたら「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」で、緩急のある音楽で映画のテンションを支えた故ロビー・ロバートソンかな。

歌曲賞
・”WHAT WAS I MADE FOR?” from バービー

【ひとこと】オスカーを目前に控えて、完全に「オッペンハイマー」の勢いに押されてしまった感のある「バービー」だが、この部門は確実に受賞を収めそう。ビリーとフィニアスの兄妹が史上最年少ペースで二度目のオスカーを手にすることだろう。”I’m Just Ken”にもチャンスを。

長編アニメーション賞
・スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

【ひとこと】「スパイダーマン」と「君たちはどう生きるか」の一騎打ちとされるこの部門。アメリカ製作者組合賞では「スパイダーマン」が頂点に輝いた。ただ三部作の二作目というのがネック。「君たちはどう生きるか」は後にも先にもないハヤオの孤高のイマジネーションで勝負に出る。ポップな作品の方が強い部門ではあるが、ここでハヤオがとれば「千と千尋の神隠し」以来、二度目の受賞となる。

短編アニメーション賞
・Letter to a Pig

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