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yumenotamago
歯のメンテナンス
歯医者さんが苦手だった。
多分、子供の頃の体験からきていると思う。
まだ小学生の低学年だったと記憶している。むし歯の治療の時に、口を閉じられない様に開口器を装着させられたことがあったのだ。
何の説明もなくとても怖くて、治療が終わるまで口を閉じられなかった。結果、唇が乾いて切れてしまい、出血したことを覚えている。
今考えたらヒドイよね。
暴れる訳でもないのに。
そんな記憶からなのか、なるべく歯医者は行きたくないので、結局、痛みが出てから仕方なく通院するという人生となった。
大人になっても、私は歯医者さん選びに恵まれていなかった。
初めての妊娠がわかった時のこと。出産・育児となると、歯のメンテナンスにもなかなか行かれなくなると思い、歯医者さんへ。
そこで歯の治療をしたのだが、長い時間口を開ける状況があった。顎に痛みが出てきた時にはもう遅かった。口がスムーズに閉じなくなってしまったのだ。
しばらくすると、閉じることはできる様にはなったが、カクカクいうように・・・顎関節症になってしまった。
出産後には、度々顎がロックしてしまう症状が出るので、口腔外科を受診してマウスピース治療をしたりしたが、完治はしていない。
その後はロックはしないが、口を開けるたびにカクカク音がする状態は続いている。それでも日常生活には大きな支障はないので、顎関節症と共に生きているのだ。
そんな私も、今は信頼できる歯医者さんにたどり着くことができている。そして定期的にメンテナンスに行くようになったのだ。
歯医者さんの苦手意識もなくなった。
少し前に歯の定期検診のハガキが届いていたので行ってきた。今は予防歯科が常識だものね。
人生最後まで自分の歯で食事ができますように!