12日目

すごく久しぶりに書いている。2ヶ月ぶりらしい。こういうところが継続性がないなと思う。

以前書いていた時に、どうにも自分の書く文章が幼稚でまとまりがない頭の悪さが現れた文章で嫌になった。元々文を書くのは苦手で下手で散々逃げてきた結果だから当たり前。自分の脳内を垂れ流しただけだから当たり前。それが分かっているのに出来ていないことがすごく嫌だと思った。しょうもない自尊心の所為だろう。

この自尊心がどこから来ているか、私はよく知っている。全て満点であるべきだった私が今もまだ死なずに立っている場所から、ぽつぽつと雨水が落ちて石を穿つようにゆっくりとしかし確実に、新しい私の内面に刻み込んでいるのだ。丁寧に深く刻まれた彼女の魂は過去を起源としても過去とは違うものだ。過去の記憶ではない。その時の感情が濃縮されて思考回路になった、ということ。
それはきっと拭ってもシミになって取れない。
もう意味もなさないのに、まだ、居る。

後悔と理想通りに出来ない苛立ちを見て見ぬふりしていい加減腐るからって飲み込んだ。言い表せないような味がして噛みきれないくらい硬かった。
消化不良。


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