15日目

想像超えるくらい無理してほんの少し、1ミクロンだけど穏やかになれたみたい。違うかもしれない、終わりを始めてしまうのかも。
 AとBが対極にある状況なり選択肢なりだとする。
他人のAという決断に、AをするなBをしろと言うだけでは無責任ではないかと思う。
 まず、その人がAを選んだ背景や理由を知るべき。もしあみだくじやルーレット、“どちらにしようかな”だったらその選択に賭けた想いも理由もあまりないはず。 必死に考えて努力してもどうしようもなくなって選んだAなら、何か自己に対する信条があるなら、それはAという選択を尊重するべきだ。その信条がたとえ自分にとって価値が理解できなくても、Aという選択だけではなくて選択後の全ての責任も本人が結局背負うから、極論をいうとあなたには関係ない、もしかしたらあなたにも影響があるかもしれない。それは2人の関係性、距離感次第だろう。対極にあるAとBを選ぶのだから、高確率で強い想いを持って選ぶと思う。理由を知らなくても、まず尊重する、最低限否定をしないくらいできて欲しい。
 次、AではなくBにしろ、というならBを選ぼうと思うだけの環境なり状況なり思考回路なりを提供するべきだ。相手が必死に選んだ、魂を込めて選んだものを変えさせるというなら、それ相応にあなたも、Bを選ばせるために用意し相手に向き合い責任を持って良さを伝えることが誠実だろう。それは簡単ではない、できるのかどうかが問われる、質も必要になってくる。Bを選んだ影響を背負う覚悟をする、くらいあってもありすぎではない。
 最後、Aを選んだことによる影響もBを選んだことによる影響も、見える人はいない。誰も見えないのに誰もその影響からは逃れられない。本人が、1番に影響を1番大きく長く受け続けるだろう。

だれも、他人の選択に口出しすべきではないんだと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?