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『3人目は考えているの?』という言葉から、自分の中に隠れていた葛藤を浮き彫りにした日。


私自身、口では、
『これからの時代は、男性だからとか、女性だからとか、そういった性別の壁を超えた、境界のない世界になっていく』
そう話していた。

2024年11月16日 牡羊座満月の日。
お腹の中の赤ちゃんの性別が分かったのです。
女の子でした。
娘がいるので、我が家は姉妹になる予定です👧👧



そんなタイミングで、義理のお母さんから、
2人目の性別が女の子だと分かった翌日、
今は妊娠8ヶ月のタイミングのなか、3人目というワードがふと出て来た。


『3人目とかは考えているの?今はまだ出産前だからあれだけどね。』

という感じに。



なんだか、もやもやしたのです。正直なところ。
このもやもやはなんなのだろう。。?

私は自分の感情に向き合ってみました。

正直、男の子が望まれる環境で生きて来たのは、夫の話を聞いていてもわかる。
夫の家系は代々続く家柄で、夫で25代目だそう。
お墓もお家の敷地にあります。

私の心の底でも、結婚当初から、そんな重圧を薄々と感じながら、
2人の子どもを不妊治療で授かった。

今は、このお腹の中で育んでいる娘の命を、まずは無事に、健康に出産することに集中しています。

そんな中での、【3人目】というワードが、なんだか苦しかったのです。


『なぜ、苦しかったのか?』
『なぜ、私はそう感じたのか?』


まだ、人の言葉に感情を左右され、考えすぎてしまう癖を手放しきれていなかったのか。

そして、私もどこかで、男の子じゃなかったということに、責任感を感じていたのか。

表面では喜んでいる風の言葉をかけられても、心の底では違う感情をもっているのだろうと感じたからか。



エコーで性別が分かった瞬間、
正直な自分の感情としては、
分かった嬉しさと、姉妹の母親になることが信じられなかった。
というのが本音です。

そして、どこかで、
『祝福されるだろうか』という言葉が頭の中をよぎったのも事実です。

けれど、そのことを感じた時、私は自分がまだ握りしめていた観念にも気付いたのです。

『あぁ、私は、まだ、どこかで、男の子を産まなければ。というプレッシャーや思いを感じていたのだな。』と。


このお家に住んでいると、お墓があるので、
年末年始やお盆、お彼岸などになると、親戚の方々が来る、
今の時代では少なくなってきた、そんな繋がりが続いているお家です。

みんな優しい方ばかりで、人には恵まれています。


と同時に、そんな中でも、夫が幼少期から感じてきたプレッシャーを、
妻である私も、言葉では伝えられなくても、
少なからず【空気】で感じてきました。




私の中で、一番考えたことのなかった、
【姉妹の母親】ということが、現実となった今。

私は、娘の2人の良い母親になれるのだろうか。そんな不安がない訳ではない。

私自身、三姉妹の長女として育ったからこそ、
娘たちを育てる上での喜びや葛藤はより想像がつくからこその、不安感。



けれど、何を感じても、
今の私が最終的に断言できるのは、
これも、娘の意思で、宇宙の意思であるということ。

全てに意味があり、最高最善であるということ。
私は、そこを信じきれていなかったことにも、
今気が付いている。



そしてこのタイミングでもっちーさんという方のXで、流れてきた言葉。
(以下、引用させて頂きます)

この世界は思い込みの世界
想念の世界なので
いろんな考えや立場や視点がある
それぞれの正義と真実と正解がある
その前提を忘れなければ
自分自身に集中できるよね

という言葉です。



この目の前の現実も、
結局は自分自身が映し出しているもの。

ということは、この【3人目】というワードを通して、
私の中の葛藤や手放すべきものを見つけるためのチャンスだったのだと。



自分が感じてきた感情も含めて、全てを受け入れて、信頼すること。

娘を、娘たちを、家族を信じる事。

私を信じる事。

それぞれの価値観があり、それらがすべて尊重される世界で、
私はまだ握りしめていたものに、離していたと思っていたものに、
今気がつけた。


私は、新しいかたちを生み出して、
もっと幸せになるんだ。
夫と、娘たちと、これから始まる新しい世界、時代を生きていく。
新しい思い、思想、行動、愛と共に。




宇宙では、
2024年11月20日から、
冥王星水瓶座入りし、本格的に風の時代へと突入します。

その前の、私の中の最後の炙り出しという感覚を感じています。
そういった意味でも、お腹の中の娘に感謝です。


たくさんの感情を感じ、
私の中の隠れていた想念を出してくれたここ数日。

そんな中、夫と、お腹の中の娘のエコー写真をみて、
2人で涙ぐみながら、今ある命に幸せを感じた夜の日を、忘れない。


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