番外編 トンカ豆を使ったショートケーキチャレンジ
先日、前から気になっていた京都の小川珈琲のフルーツサンドをいただく機会があったのですが、
これがとっっっても美味しかったのです。
中のクリームがバタークリームなのですが、一口食べると
「ん???シナモン、、、???」
「いや、杏仁??、、、もしくは桜餅、、、???」
と脳が混乱する風味が広がって、食べ物、飲み物の香りフェチな私は一瞬で虜に(笑)
調べると、その香りの正体は「トンカ豆」だと判明。
やっぱり桜餅や杏仁っぽいは合ってた!
そして使い方もバニラビーンズと同じような感覚で使えるとのこと。
「え、この風味をショートケーキに使ってみたらどうなるんだろう???」
ということで、気になったら即行動。
数日後、トンカ豆を無事手に入れたのでした!
ということで、需要があるのかは分かりませんが(笑)
トンカ豆の使い方、そしてショートケーキになるまで、をお伝えしていきたいと思います〜!
トンカ豆の使い方
トンカ豆はちょっと大きめのレーズンのような、プルーンの種のような見た目で、乾燥しているのでちょっと硬いです。
香りが出やすいように刻んでから使います。
今回は生クリームの香り付けと、いちごのマリネに使ってみることに。
まずは、ケーキの間に挟むいちごのマリネ。
普段は、粉糖とキルシュ酒などのリキュールでマリネしているのですが、
今回は粉糖と細かく刻んだトンカ豆でマリネしてみました。
そして、続いては生クリーム。
生クリームに香りを移すためには、煮出さないといけません。
生クリームを300cc使うと仮定し、そのうちの50ccを煮出す用に使用してみました。
トンカ豆は200ccの牛乳に対して1粒というレシピを参考に1.5粒分を刻んで、生クリームと合わせてお鍋に入れ、火にかけます。
ふつふつとしてきたら火を止めて、蓋をして蒸らします。
(生クリームに関しては全然写真撮ってませんでした、すみません!笑)
蒸らして香りを移した生クリームが冷めたら、残りの生クリームと合わせ、全体に香りが移るよう一晩置いておきました。(この工程は省いても良い)
トンカ豆の粒々は、食べてみましたが正直あまり美味しくないので、漉してから使いましょう。
砂糖を加えて泡立てて、、、とっても香りの良いクリームができました〜!!!
流石にマリネの粒々は面倒で取りませんでした。
食感のアクセントです(笑)
おしゃれな味がするケーキになりそうだったので、イメージに合わせてシンプルなデコレーション。
肝心のお味は?というと、ちゃんとしっかりトンカ豆の風味がする!♡
香りがある分生クリームが濃く感じられたので、フルーツを多めにして軽さが感じられるとバランスが良いかな?と思いました。
桃とかバナナとかも合いそう♡
またフルーツの種類を変えてやってみたいと思いますー!
ということで、トンカ豆。
スパイスとかハーブとか、独特の香りが好きな人はきっとハマるんじゃないかな〜!
私は無謀にもショートケーキにしてみたけど、牛乳で煮出してパンナコッタやカスタードクリームにしたり、生クリームで煮出してチョコレートと混ぜてガナッシュにしたりしているレシピもありました。
気になる方は挑戦してみて下さいね!
もしくは小川珈琲のフルーツサンド、是非機会があれば食べてみて下さい〜♡