【富士山お中道を歩いて自然観察】 お中道とはどんな道か?
お中道は、富士山の中腹(標高2,300 m付近)にある遊歩道である。
古いガイドブック「富士登山ハンドブック」によると、かつてはぐるりと1周(約12 kmを12時間)できたようだが、大沢崩れなどの土砂崩れのため途切れ途切れでしか歩けないようである。このガイドブックは古いので、さらに現在(2023年)現役のお中道は短くなっているのではないか。実際、数年前から御庭〜大沢崩れは通行止めで、復旧の見込みはないとのこと。
ここで紹介するお中道は、富士山北西斜面の山梨県側(登山道で言うと吉田口側)にある。富士スバルラインの奥庭駐車場を起点に、5合目駐車場(下図では小御岳神社)までのおよそ3.3 kmの遊歩道を行く。
コースの概要
起点:奥庭駐車場(トイレあり。御庭駐車場と間違えないように)
終点:5合目駐車場
距離:約 3.3 km
時間:ゆっくり歩いて1時間30分くらい
逆コース(五合目から奥庭へ)は下り坂が大変滑るので オススメしない
それぞれバス停があるので、車を置いて周遊可能(スバルラインを歩いて戻っても+30分くらい)